
童謡お母さんYoutube動画!おかあさんなあにおかあさんっていい匂いの歌詞にありがとうを込めて
「おかあさん なあに おかあさんて いいにおい」で始まる童謡「おかあさん」。
この歌を聞いて、忘れていた子供の頃の情景を思い出す方も多いでしょう。
なんら飾り気のない素朴な生活のほんの一コマ。
でも、そこには何にも代えがたい母親の愛と満ち足りた幸せが広がっています。
ここでは、この童謡「おかあさん」のYoutube動画と1番2番の歌詞をご紹介します。
童謡「お母さん」のYoutube動画と歌詞
まずは、このYoutube動画を視聴してみてください。
童謡「おかあさん」のYoutube動画
「おかあさん なあに」の歌の歌詞
童謡 『おかあさん』
作詞者:田中 ナナ
作曲者:中田 喜直
【1番】
おかあさん
なあに
おかあさんて いいにおい
せんたくしていた においでしょ
しゃぼんのあわの においでしょ
【2番】
おかあさん
なあに
おかあさんて いいにおい
おりょうりしていた においでしょ
たまごやきの においでしょ
昔「NHKお茶のひととき-うたいましょう-」というラジオ番組があり、そこで流れた童謡です。
放送の月日は不明ですが、「昭36 中田喜直曲」とあるそうです。
「おかあさん」と子供が呼んで、母親が「なぁに?」と答える、たわいのない日常風景の歌詞なのですが、優しいほのぼのとした情感があり、思わず涙ぐんでしまう歌です。
「おかあさん」に歌われた童謡の歌詞の意味
いつでもなんでも私を受け止めてくれたおかあさん
「お母さん」。
この言葉だけでも、なんとも温かい優しい思い出のある言葉です。
誰の心にも子供の頃の母親との何気ない、それでいて満ち足りた、ゆったりとした時間があったことでしょう。
この「おかあさん」はそんな情景を本当に美しく優しくそして切なく詠っています。
どんなに忙しくても「お母さん」と呼びかければ、必ず「なぁに?」と応えてくれたお母さん。
「なぁに?」という言葉に現れている、私の話を聞いてくれる気持ち、すべてを受け止めてくれる母親の広い愛を感じます。
嬉しいことも、悲しいことも「おかあさん」と呼びかけては聞いてもらっていたあの頃。
今は亡き母を想いながら、本当に幸せだったとしみじみと思い起こします。
「おかあさん」の歌詞の意味
さて、この歌詞。
この子供は今とりたてて何かおかあさんに話すべきことはないのです。
でも、つい「おかあさん」と呼びかけてしまう。
するといつでも変わらず「なぁに?」と聞き返してくれる、そんな幸せをいつも噛みしめながら反芻していたのでしょう。
「おかあさん」と言って母親の傍によってそっと手をまわしてしがみつけば、お母さんの優しい甘い匂いがします。
決して香水などの匂いではない、生活そのままの優しい香り。
「おかあさんっていい匂い」
この匂いって、わかりますよね。
子供自身とか友達とかお父さんとかにはない、お母さんだけが醸す優しい匂いです。
「せんたくしていた においでしょ
しゃぼんのあわの においでしょ」
「おりょうりしていた においでしょ
たまごやきの においでしょ」
飾り気のない素朴な母親が、当たり前のように家族のために洗濯をして、卵焼きを焼いてくれている。
そして、いつでもそこにいて、「おかあさん」と呼びかければいつでも「なぁに?」と応えてくれる。
子供にとって一番満たされた幸せなひと時です。
日本の歌百選にも選ばれている「おかあさん」
この「おかあさん」は「日本の歌百選」にも選ばれています。
日本の歌百選(にほんのうたひゃくせん)とは、2006年(平成18年)に日本の文化庁と日本PTA全国協議会が、親子で長く歌い継いでほしい童謡・唱歌や歌謡曲といった抒情歌や愛唱歌の歌101曲を選定したものです。
![]() 〜親から子、子から孫へ〜 親子で歌いつごう日本の歌百選 [ (オムニバス) ] |
このような選考でも選ばれ、今も優しく歌い継がれている「おかあさん」。
大人となった今、しみじみとこの「おかあさん」を思い出し、母への「ありがとう」との感謝を込めてそっと口ずさんでいます。
あなたも昔を思い出しながら、そっと歌ってみてください。
童謡 おかあさん のまとめ
日本の童謡には、本当に情感豊かにそして素朴に、自然や家族の愛を歌った歌がたくさんあって大好きです。
そんな中でも、この「おかあさん」には涙が出ます。
Youtube動画の童謡も視聴し、是非あなたも「おかあさん」の想い出と、そしていい匂いを思い出し、心から「ありがとう」と感謝してみましょう。