クーラーの掃除は自分でスプレーでやるか業者に頼む方法か?
2017/01/01
クーラーの掃除方法って本当に面倒!
あなたはスプレーで自分でやる派?それとも業者派?
暑くなってくると、クーラーが必需品です。
でも、使う前にちょっと待って!
クーラーは掃除しないと、逆にばい菌をまき散らしてしまいます。
ここでは、自分で掃除する方法と、スプレー利用時の注意点、業者に依頼する際の料金やなどをお知らせします。
クーラーの掃除を自分でやる方法
エアコンの掃除は大変ですが、それでも自分でできる部分は日々やっておくのが一番です。
クーラーのフィルターを掃除する
まず、フィルターを掃除します。
フィルターが汚れて目詰まりしてしまうと、クーラーの効果も半減し、電気代もかさみます。
フィルターの掃除だけなら簡単に取り出し取り付けができますので、週1回くらいは掃除しましょう。
フィルターの掃除方法
- 最初にエアコンのパネル部分やフィルターの周りのホコリを掃除機で吸う。
(取り出し取り付け時に回りの埃が落ちないため) - クーラーのカバーを開けて、フィルターをゆっくりと丁寧に外す。
- フィルターの表面に掃除機をかける。
(裏面から吸うと、かえって目詰まりするため) - 月に1回は、フィルターをシャワーで水洗いする。
(水は裏面からかけるとよい) - 水気をタオルでよくふき取って乾かす。
- フィルターを戻して、カバーを閉じる。
クーラーの吹き出し口とルーバーを掃除する
次に、吹き出し口とルーバーを掃除します。
吹き出し口とルーバーの掃除方法
- コンセントを抜くかブレーカーを落とす。
- 中性洗剤を薄めてタオルに染み込ませ、指に巻く。
- 吹き出し口をきれいに拭く。
- 吹き出し口のルーバーを手で回す。
- 開いた隙間から指を入れて奥を拭く。
(届かないところは定規などを使うが、ファン等には触らない) - お湯で絞ったタオルで仕上げ拭きをし、洗剤分を完全にふき取る。
- 電源を入れて送風する。
ここではあくまでも軽く拭くだけです。
ルーバーを手で動かすときに、無理に力を入れることがないように注意してください。
軽く動かして動かないものはそれ以上に無理をしてはいけません。
また、手ではしっかり閉まらない場合も通電すると元に戻ります。
中の方を覗くとファンが見えますが、このファンに付いている汚れは拭き掃除では取れませんので、日々の掃除はここまでで十分です。
クーラー掃除でスプレーを使うときの注意点
ホームセンターなどに行くと、自分でエアコンの内部掃除ができるスプレーを売っています。
ただ、これらの市販エアコン洗浄スプレーは、使い方を間違えたり電装部品に洗剤がかかったりすると、クーラーが故障したり水漏れしたりの原因になりますので、十分に注意が必要です。
クーラーの洗浄スプレーを使うときの注意点
- 電装部品には洗剤を絶対にかけない。
(電装部品に洗剤がかかるとエアコンが故障してしまいます。) - ホコリを完全に流し切る。
(エアコン内部のホコリがドレンパンの中で外に流れ切らずに溜まってしまうと、それが渇いて固まって結露水をせき止めてしまい、ぽたぽたと水だれの原因となります。)
(また、ホースの中でホコリが流れ切らずに詰まることもあります。)
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クーラーの内部掃除は業者に頼むのが一番
フィルターにこまめに掃除機をかけたり水洗いするのは、とても大切です。
そして、フィルターは簡単に着脱できるようになっていますので、是非、自分でやってみてください。
その際、吹き出し口やルーバーなども軽く拭いておくといいですね。
でも、それ以上の掃除はやはり自分では難しいところがあります。
たとえば、前項で注意点を書いたスプレーでも、本来であれば洗浄とすすぎで10リットルくらいの水を使うものです。
だから、1~2本のスプレーをしても、あまり意味はないと思ってください。
逆に、ホコリをドレンパンやホースで固めてしまって水漏れの原因を作ることにもなりますので、十分注意してください。
また、下手に電装部品に洗剤をかけてしまったり、ルーバーなどを無理に動かしたりすると故障もしてしまいます。
クーラーの本格的な掃除は業者に頼む
業者に頼むと、クーラー1台の洗浄は7000~12000円くらいかかります。
またお掃除機能のついた機種だとさらに高くなります。
でも、内部の掃除は素人にできるものではありません。
業者であれば専用の機材と洗剤で、エアコン内部のアルミフィンやフィルターまで分解して洗浄してくれ、アレルギーの原因となるカビやダニやホコリなどのハウスダストを完全に除去してもらえます。
エアコンの内部に潜むカビやホコリが取り除かれれば、電気代もかからなくなるし、何より家族の健康を守ります。
また、自分でやるときに一番大変な養生(壁や床がホコリや汚水で汚れないようにすること)作業も、プロであれば、それなりの形状と素材のものを準備して、片づけまでやってくれます。
クーラーの内部掃除は、安心できる業者を選んでプロに任せましょう。
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まとめ
クーラーの掃除では、よく、自分でクーラーを洗浄したまではよいが、床の畳やじゅうたんが汚水で水びたしになってしまったとか、白い壁に汚れが飛び散って取れなくなったという話を聞きます。
これでは疲れるだけでなく、返って費用が掛かってしまいます。
そして、1本や2本のスプレーでは、気休め程度の汚れしか取れないことを知っておきましょう。
フィルターなどの日ごろのお手入れは自分で、クーラー内部の本格的な掃除は業者、というように適材適所で考えて、クーラーの掃除をしてください。