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クチナシの育て方と剪定の仕方 害虫駆除の意外な方法

2017/01/01

クチナシの育て方は比較的簡単ですが、剪定の仕方や害虫駆除などもご存知ですか?

梅雨時になると、真っ白な花を咲かせ、その甘い芳香で楽しませてくれるクチナシはとてもステキな花ですね。
このクチナシの育て方は初心者でもそれほど難しくはありません。
うまく剪定をすることで、来年もたくさん花をつけますので、害虫駆除をしながら育てていきましょう。

ここでは、クチナシの育て方と選定の仕方、害虫の駆除の意外な方法について説明します。

 

クチナシの育て方

くちなしの花とは

クチナシは、主に6月の花です。
5月下旬~7月中旬にかけて真っ白な花を咲かせます。
また、秋には橙赤色の山梔子(さんしし)と呼ばれる果実をつけ、この実はきんとんなどの着色など料理にも、漢方の食用として幅広く利用されますね。
この実が熟しても口を開かない意味で「くちなし」の名前が由来しています。

クチナシの花は大型で純白、一重のものは6枚の花弁を持つ6弁花です。

また品種改良によってバラのように咲く八重咲きのくちなしはとても華やかで、実はつけないものの、花屋でも人気の商品です。

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クチナシの魅力はなんといってもその芳香でしょう。
雨上がりの空気にこのクチナシの香りが漂ってくると、思わず足をとめてしまいます。

クチナシを植える場所

クチナシは寒さにはとても弱い花木です。
温暖で日当たりのよい土地を好みますが、夏の直射日光が照りつけるような場所も不適切です。

夏の日差しで土が乾燥してしまうと生育が悪くなりますので、半日陰くらいになる場所が適しています。

鉢植えであれば季節によって置き場所を変えられて便利ですが、よほどの寒冷地でなければ地植えでも大丈夫ですし、挿し木もよくつきます。

クチナシの水やりと肥料

前述のようにクチナシは乾燥に弱いので、水はたっぷりとあげてください。
特に夏場は、水切れになることがないように注意し、また直射日光がずっとは当たらないように工夫しましょう。

肥料は、化成肥料と油かすを1:1で同じ分量だけ混ぜ、株元に与えます。
肥料の時期は2月と8月の年2回です。

 

クチナシの剪定の仕方

クチナシの枝が伸びる時期と花芽がつく時期

クチナシの枝は、春から秋にかけて年2回伸びて花芽をつけます。
新しく花芽がつくのは、その年の花が終わった直後と秋の2回です。
花が咲くのは年1回の梅雨の時期ですが、花芽は2回作られます。

そこで、クチナシの剪定は、花が終わった直後から8月くらいまでの間に行います。

クチナシの剪定の仕方

クチナシの剪定では、木の形を整える意味でも、枯れ枝や混み合った枝を切り落としていきます。
このように切ると、風通しと日当たりがよくなるからです。
これを「間引き剪定」と言います。

ただし、あまりばっさりと刈り込むと、大切な花芽もたくさん切ってしまって花が咲かないということになりますので、樹形が乱れたときなどに盆栽のように少し枝の先を切り揃えるくらいにしておいた方がよいでしょう。

時期としては、その年の花が終わった直後(花後)が最適です。
花が終わったら、混み入った枝などを切り落としていきます。

でも、クチナシの剪定はほどほどにして、くれぐれも花芽を切ってしまわないように注意してください。

 

クチナシの害虫駆除の方法

クチナシ自体はあまり手入れの手間がかからない育てやすい植物ですが、害虫がつくのが難点です。

クチナシにつくのは「オオスカシバ」の幼虫

クチナシの葉っぱが食い荒らされているのは、「オオスカシバ」の幼虫がいるからです。
この幼虫は3~8cmくらいの小さい虫(イモムシ)で、お尻にツノのようなものが生えているのが特徴で、必ず黒い虫の糞をまき散らします。

あまり大きくならないうちに退治するのがよいのですが、目では見落とすことも多いです。

「オオスカシバ」は殺虫剤で退治

「オオスカシバ」は、クチナシの葉っぱの裏側に直径2mmぐらいの薄緑っぽい透明の卵を産み付けます。
なので、これを見つけたら卵の内に取ってしまうのがベストです。

しかし、オオスカシバの卵や幼虫を1つ1つ手や割り箸でつまんでいくのは大変です。
そこで、クチナシの害虫退治には殺虫剤を利用しましょう。

一般に花屋で売られている害虫用のスプレーもいいですが、もっと手軽なものがありますよ。

それは、ハエや蚊に使う、家庭用殺虫剤です。
キンチョールやフマキラーAとか一般に販売されているものでOKです。
(これは、クチナシの葉っぱが厚めだからできることなので、他の植物には適しません。)

殺虫剤の使い方の注意点

使うときにはあまりに近くで噴射すると、クチナシが凍傷を起こしたり変色したりしてしまいます。
そこで、2mくらい離れた位置から噴射しますが、風のないときを狙って、その煙がうまく株の中に充満してくれるようにしましょう。

1か所に2回くらい噴射していくと、イモムシがポタポタと地面に落ちていきます。
これをピンセットや割り箸などで拾い集めて捨ててください。

散布から15分ほどしたら、シャワー状の水やりをして、クチナシの葉っぱについた殺虫剤の油や匂いを洗い流します。

 

まとめ

さて、クチナシの育て方や剪定の仕方、害虫駆除の仕方はわかりましたか?
また、キンチョールやフマキラーAが効くというのも面白いですね。

害虫がつくと葉っぱがほとんど食べつくされてしまいますが、これを駆除できれば、クチナシの栽培は簡単です。
花芽を増やし、素敵な白い花を咲かせましょう。

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