おせち余りもので作る超おいしい人気の炊き込みご飯簡単レシピ!
2017/01/01
楽しいお正月、家族や親せきが集まってみんなで囲んだおせち料理。
でも、お節料理も2日3日となると飽きてきますね。
ここでは、余ってしまったおせち料理の具材をリメイクした、おいしくて家族に人気のメニューを紹介します。
おせち料理の余りもので作る簡単レシピ
我が家では、おせち料理が余ったら、必ずこの炊き込みごはんを作ります。
おせち料理のあまりもので作る炊き込みごはん
ベテラン主婦のみなさん、きっと今頃、野菜煮たり、きんとん練ったりしていますね。
でも、ご家族の方々、おせちを大事に最後まで食べてくださいますか?
田舎の人や老人のいるご家庭ではよいのでしょうが、都会の核家庭では、料理も残ってしまうし、だいたい子供や若い人は野菜の煮物だのやたら甘い伊達巻だの栗きんとんだの・・・・好物でない!!!
うちでは子供が小さいとき「なんでお正月なのに煮物なんて嫌いなものばかりを出すの?」と素朴な疑問をぶつけられたほど・・・。(涙)
私はこのとき圧力釜にはまっていて、すべてのおせちを手作りしていたのでした。
で、少なくとも我が家では、元旦のブランチにしかおせちは食べず、その夜にはもうお肉に走っている。
次の日におせちを出そうものなら「また、これか」とブーイングの嵐。
でも、作らないわけにも行かないのがおせちですよね。
となれば、考えるのは次の2点。
- (1) いかに余らさせずに食べきるか
- (2) 余ったおせちを一括で処理する方法
(1)については、なるべく家族の嗜好にあった素材で、ほんの一回で食べきれる量に調整するしかありません。
(2)について・・・・、これが今回のテーマなのですが、我が家では、すべてを炊き込みご飯にして2日目に食べます。
・・・ということで、「おせち一掃炊き込みご飯!!」のご紹介です。
おせち一掃炊き込みごはんの材料と作り方レシピ
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の作り方はとても簡単!
それでいて、あんなに「おせちは飽きた」と言っていた家族がこぞって「お代わり~!」と叫ぶほどの人気メニューになりますよ。
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の材料と作り方レシピ
この炊き込みご飯の材料は、とにかく「おせち料理で余ったもの」です。
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の材料
- 元旦に食べたおせちの残りすべて
- <除外品>
- 「きんとん」「甘い練りきり」「黒豆」等々の、お菓子系甘いもの
(同じ甘いものでも、「ごまめ」「鬼がら焼き」「伊達巻」等々は入れる) - 「なます」「チョロギ」等々の漬物類
- 生の「いくら」、「こはだ」
(「数の子」「魚の甘露煮」「こぶ巻き」「かに」「えび」等々はすべて入れる)
- 「きんとん」「甘い練りきり」「黒豆」等々の、お菓子系甘いもの
さて、材料が揃ったら、さっそく作りましょう!
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の作り方レシピ
- 材料をすべてみじん切りにする。
形など気にせず、どんな高価なものでも情け無用で、全部みじん切りにする。
野菜の煮物、コンニャク、カマボコ、タラコ、・・・・、遠慮せずに全部入れる。
ついでに大晦日に野菜を煮た際に「面取り」「花形抜き」等々でムダになった野菜の切れ端も一緒に煮ておいて、それも刻んで全部入れる。 - 通常の白米を炊く分量の水を入れ、(1)でただ刻んだだけの具をドドド・・・っと入れて、普通に炊く。
このとき、一切味付けをしない。
はい、たったこれだけです。
おせち一掃炊き込みごはんの作り方レシピでのポイント
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の作り方レシピのポイント
「おせち一掃炊き込みご飯!!」の作り方はとても簡単です。
でも、しいてその作り方のポイントをご紹介しておくと・・・・
作り方レシピのポイント
- とにかく、おせちというおせち一切を残さず、上記除外品以外のすべてのものを入れること。
ポイントは「一掃」ということに意味があり、家族に二度と「またか」と言わせてはいけない。 - 日付は1/2せめて1/3に行うこと。
それ以降だと「残り物」というイメージが強く、確かに「よいもの」が残っていない。
「まだ食べたい」気持ちがあり、それが入っているうちにやるから、喜んで食べてくれる。 - よいものも皆が嫌がるものも等しく平等に切り揃える。
赤、黒、茶、黄・・・等々、同じ大きさの方が色合いが美しいし、子供も選り好みせずに食べる。
いろいろな味があるが、おせちはみじん切り程度の大きさだと、ハーモニーにはなってもアンバランスにはならない。
おせち 余り のまとめ
さて、おせち料理の余りもので作る炊き込みごはんレシピ、ご参考になりましたでしょうか?
この料理には、私の「すべて平等!博愛精神」が生きているのです。
さらに特筆すべきは、大晦日に出た「野菜の切りくず(=花形抜きの残りとか面取り部分とか)」もすべて一掃できるということ。
つまり、煮物をするときには、これらの「カス」まで余すことなく煮ちゃってください。
オセチ盛り付けで見栄え悪く崩れたものも、このカスと一緒に冷蔵庫に隠しておいて、いざ、この「炊き込みご飯」を作るときに、主役も脇役もカスも、みぃ~んな等しく切りそろえて炊く!
まったく無駄が出ませんです。(笑)