冷凍卵レシピ 半熟卵風とろっとろ天ぷらの美味しい作り方

2017/01/01

冷凍卵のレシピはたくさんありますが、やはり一番美味しいのは、この「半熟卵風とろっとろ天ぷら」でしょう。

ゆで卵を天ぷらにしても、ただ固いだけ。
でも、冷凍卵の天ぷらは、しっかり揚がっているのに、中の黄身が半熟でとろっとろ♪

とても簡単にできますので、ぜひ、冷凍卵の天ぷらを作ってみてくださいね。

 

冷凍卵の天ぷらは、一番のおすすめレシピです!

冷凍卵とは、その名のとおり「冷凍した卵」です。

そもそも「冷凍卵って何?」「どうやって作るの?」って方は、まずこちらをご覧くださいね。

参考 ⇒ 冷凍卵の作り方知ってますか?解凍方法と賞味期限も大事です!

冷凍卵って、解凍すれば見た目は普通の卵と同じなので、卵料理全般なんにでも使えるんですが、どうせなら、あの固まっている状態を生かして何かお料理を作りたいですよね。

そこで、おすすめなのが、この「冷凍卵の天ぷら」です。

 

冷凍卵の天ぷらは、中身がとろっとろの超うまです!

「別段、冷凍卵じゃなくっても、ゆで卵使えばいいじゃん!」って?
いや、それが全然違うんだな~!

以前、有名な天ぷら屋さんで「卵の天ぷら」を食べたんですが、さっくさくの天ぷらの衣の中から、半熟の卵の黄身がとろ~っと出てきて、すごくびっくりしたことがあったんです。
もう、美味しいのはもちろん、どうやってこれを作るんだろうって、ずっと悩んでいました。

その答えが、この「冷凍卵」にあったのです。

そう、ゆで卵に天ぷらの衣をつけても、絶対とろっとろにはなりません。
最初から固ゆでにせず黄身を半熟目に作っても、油で揚げている間にどんどん火が通って、やっぱりただのゆで卵天ぷら。

でも、この冷凍卵でてんぷらを作ると、そう、夢にまで見た、あの有名店の天ぷらになったのです。

わかってしまえば、作り方はとても簡単!

食卓でも歓声が上がりますよ。
ぜひ、作ってみてください。

 

冷凍卵の天ぷらの作り方は簡単です!

冷凍卵の天ぷらは、冷凍卵を凍ったまま使います。

冷凍卵の天ぷらは超シンプル!

冷凍卵の天ぷらの材料

・冷凍卵…4個
・小麦粉…少々
・天ぷら粉…2分の1カップ
・水…2分の1カップ
 

てんぷら粉と水は同量であればよいので、もしもたくさん卵を揚げるとか、他の天ぷらも作るとかであれば、それに見合った分量を用意してください。

冷凍卵の天ぷらの作り方

  1. まず、ボールに天ぷら粉と水を入れて混ぜます。
  2. 冷凍卵を流水につけながら殻をむき、小麦粉の上で転がして卵全体に粉をつけます。
  3. この卵を1の天ぷら粉のボールに入れて、衣をつけます。
  4. お玉などですくって、油で揚げます。
    ・揚げる温度は、160~180度くらい
    ・揚げる時間は、そのまま3分、ひっくり返して2分くらい

たったこれだけの簡単レシピの調理法ですが、黄身がとろっとろでお味も濃厚!
とっても美味しいし家族にも大人気なので、ぜひ作ってみてください。

冷凍卵の天ぷらレシピを上手に作る3つのポイント

ポイント(注意点)は、3つ!

冷凍卵の殻は水をつけて剥く

冷凍卵はカチンコチンに固まっていますので、そのまま殻を剥こうとしても剥けません。
でも、流水をちょっとかけるか、またはボールに張った水につけながらとかのやり方にすると、つるっと剥けます。

これ、冷凍卵のひび割れから水が入って、殻の中にある薄い膜と固まった白身の間を広げてくれるからなんです。
これは、ゆで卵でも同じことなので、向きにくい卵の殻は、ひび割れから水が入るようにして剥いてください。

面白いように、つるっつるっと剥けますよ。

冷凍卵に小麦粉をつけてから衣をつける

これも、天ぷらの基本といえばそれまでですが、結構若い人などで知らない人がいたので書いておきますね。

天ぷらを作るときは、いきなり「水で溶いた粉」につけるのでなく、一度、小麦粉を素材全体につけて、それから余分な粉をはたいて、「水で溶いた粉」をまとわせると失敗がありません。

というのも、これをしないと、衣が素材に絡みつかないので、すべってしまって、油で揚げると、衣が全部散ってしまうのです。
特に卵は表面がつるつるですので、余計にそうです。

でも、エビでも野菜でも、この小麦粉をつけてから衣をつけると、うまくいきます。

エビや野菜も、この冷凍卵も、みな素材がしっとり濡れていますね。
だから、小麦個がちょうど素材に絡みつくし、その小麦粉に今度は衣が絡みつくので、結果として衣がはがれないのですね。
また、エビなど水分を残したまま素材を油に入れると、油がはねて危険です。
小麦粉をまぶすと、この危険も回避できます。

衣をつけたらお玉ですくって油に入れる

まぁ、揚げ物料理が得意でお箸や手でも上手にできるわって方はいいんですが、衣をつけた卵は滑るので、油に入れるときに注意しないと大変です。
また、せっかくの衣もはがれないうちにうまく火を通してしまいたいですよね。

それには、これまた天ぷらの基礎ですが・・・、
かき揚げを作るときのようにお玉を使ってそっと滑らせるようにして油に入れると、安全だし、衣もはがれないしで、いいですよ。

特に油ものに慣れていない方は、お玉の使い方を覚えて、うまく使ってくださいね。

冷凍卵の天ぷらレシピの応用

はい、こうして揚がった冷凍卵、あっつあつのうちにお召し上がりください。
食べ方としては、まずお箸で半分に割ること。
中からとろーっと黄身が出てきて、超うまです。
ごはんにもとっても合います。
やけどしないように注意して食べてくださいね。

味つけは、ふつうの天つゆでもいいですが、
卵の黄身自体が冷凍により濃縮されていますので、お塩を振るだけでも美味しいです。
とろっとろの黄身を楽しむためには、天つゆ(液体)より、食塩や醤油を直接つける方がいいですね。

また、テレビでもやっていた応用技としては、天ぷら粉を溶くときに青のりを入れてみると、磯部揚げ風になります。
粉チーズをかけると美味しいですので、いろいろお好みの味付けで食べてみてくださいね。

 

冷凍卵 天ぷら のまとめ

さて、冷凍卵の天ぷらの作り方はわかりましたか?

冷凍卵が凍って固まっている特性を生かしたこのレシピ!
時短にもなるし、美味しいし、珍しいのでみんな喜ぶし、よいことづくめ。

さっそく冷蔵庫にある生卵をビニールに入れて冷凍庫に放り込みましょう!
明日の夕飯は、超美味しい「半熟卵風のとろっとろ天ぷら」です。


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