夏休みの自由研究 小学生高学年で内閣府資料を使った簡単ネタ
2017/01/01
夏休みの自由研究で、小学生高学年に「一日でできる」よい簡単ネタのアイデアがあります。
これは、インターネットで内閣府の資料を見て、それをまとめあげるというものです。
内閣府だなんていうととても難しそうですが、実は国民の生活に直結し、今までの制度や変遷をみられる意義あるテーマでありながら、実際の研究は1日で終わってしまいそうなほど簡単なものです。
データ自体すでにありますので、小学校高学年でなく低学年でもできますし、まとめ方や考察次第では中学生の自由研究にもなります。
是非やってみてください。
夏休みの自由研究で、小学生高学年なら内閣府の資料を見てみよう!
夏休みの自由研究のテーマで、小学生高学年にちょうどよいもの?
それは、内閣府のインターネットページにありました。
内閣府のインターネットページにアクセスする
今回のテーマで見るページはこちらです。
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
すると、「国民の祝日について」というタイトルが見えます。
そうです!今年の夏休みの自由研究はこの「国民の休日」という社会のテーマで、その変遷を調べましょう。
夏休みの自由研究のデータ集めは簡単です。
国民の祝日の変遷を研究するには、まず元となるデータを集めなければなりません。
ところが、これはとっても簡単に調べることができるのです。
基本となるデータ調査
実は、こんなにも便利なページがあるのです。
日本の祝日・休日の日付一覧
http://koyomi8.com/sub/syukujitsu_table.htm
ページを見ると、すでに今年から3年分の国民の祝日と休日が表になっていますが、年数を変えると、それぞれその年から3年分の国民と休日の祝日がわかります。
これをまず調査し、年別の祝日・休日の合計回数を自分なりに表にまとめ、グラフ化します。
例えば、
・1949年(昭和24年)を見ると、国民の祝日・休日は9回です。
・2016年(平成28年)を見ると、国民の祝日・休日は17回です。
かなりの変化がありますね。
まず、この毎年の国民の祝日・休日の日数を調べてみましょう。
このテーマなら、夏休みの自由研究ネタに困りません。
さて、基本となるデータが取得できたら、ここからが自由研究の神髄です。
学年別によるヒント
小学校低学年の場合
- 低学年の場合は、インターネットを使って出てきた合計値を記録し、表にするだけでもよいでしょう。
- グラフ化ができれば完璧です。
- 内閣府のページで、国民の祝日・休日とは何か?それはいつか?を調べてまとめましょう。
- 国民の祝日がない月があるかないか調べてみましょう。
- お父さんお母さんその他の大人にその人が小学生だったときにどうだったかを聞き、その結果や感想をまとめましょう。
- 土曜日の扱いについても聞いてみましょう。
- 国民の祝日・休日の日数が増えたことによって、何がよくなったのか自分の考えをまとめましょう。
模造紙に大きくまとめていくと、教室の掲示板にも貼り出されます。
小学校高学年の場合
年ごとの変動を見て変化があったときにどのような法改正があったかを調べるのがポイントです。
また、以下のような点からも考察してみましょう。
- 新設された国民の祝日
- 名称が変化した国民の祝日
- ハッピーマンデー
- 振替休日
- 春分の日、秋分の日
- 「国民の祝日」に挟まれた平日の扱い
- 「国民の祝日+土日」での3連休や大型連休
- ゴールデンウィークやシルバーウィーク
- 祝日・休日の違い(定義)
・・・・・などなど
A4の用紙にページごとにまとめ、表紙をつけてレポートを作りましょう。
レポートにするには、100円ショップなどで簡単で見栄えのするものが売られていますので、それを利用して作るとよいでしょう。
中学校の場合
- 上記のデータを、歴史年表のようにまとめましょう。
- 上記の観点でそうなった必然性や世論、経済効果などについて言及しましょう。
2016年からは、新しく8月の第3月曜が「山の日」となりました。
2015年には、「海の日」が固定日より7月の第3月曜日に変更になりました。
また2015年には、敬老の日と秋分の日の重なり具合で、土日含めて5連休という大型連休(シルバーウィーク)となりました。
これら最近の例を含みながら歴史をひもとき、自分なりにレポートの書き方を工夫して進めていくと、とても興味深い自由研究となります。
中学生であれば、論文風にまとめてもいいでしょう。
夏休み 自由研究 のまとめ
夏休みの自由研究で「国民の休日」を調べましょう。
データ自体はインターネットで簡単に取れますので、研究といってもそれほど時間はかかりません。
また、理科のように実験も不要です。
あとは、学年や興味に従って、その裏付けを内閣府のページから拾って、その考察を述べるだけです。
小学生の低学年から高学年、中学生でもテーマにできる簡単ネタでありながら、とても興味深く拡張高い自由研究となりますので、ぜひ、チャレンジしてください。
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