お彼岸はおはぎをお供え物に! 作り方は炊飯器レシピが人気で簡単

2017/01/01

お彼岸といえば、おはぎやぼたもちです。
あなたはこのおはぎとぼたもちの違いをご存知ですか?
今度のお彼岸には手作りのおはぎやぼたもちを作ってお供え物にしてみましょう。

ここでは、炊飯器を使って作る人気レシピや簡単レシピをお教えします。

子供から老人まで、みんな大好きのおはぎやぼたもち。
とても簡単なのに、あなたの株がぐっと上がること間違いなしです。

 

お彼岸にはおはぎとぼたもちの違いを知って、お供え物にしよう!

お彼岸のお供え物には、やはりおはぎやぼたもちがいいでしょう。

でも、あれ?
おはぎとぼたもちって、似ているけどどう違うの???
お供え物にするのはどっち?

おはぎとやぼたもちの違いとは?

いえいえ、そんなに心配しなくても大丈夫です。
基本、おはぎとぼたもちは同じものと考えていいでしょう。

おはぎとぼたもちの季節による違い

おはぎは「お萩」、つまり「萩の花」のことです。
ぼたもちは「牡丹餅」、つまり「牡丹の花」のことですね。

萩は秋の花ですし、牡丹は春の花です。

こう考えると、どの季節にお供えするのがどちらのお餅かわかりますね。

そうです!

  • 秋には萩を愛でながら食べる「おはぎ」を秋のお彼岸に
  • 春には牡丹を愛でながら食べる「ぼたもち」を春のお彼岸に

仏さまにもお供えします。

おはぎとぼたもちの材料による違い

それでは、おはぎとぼたもちは材料も作り方もまったく一緒かというと、そこは地域地域でいろいろ区別があるようです。

一般に言われている違いは、「お米がうるち米かもち米か」「あんこが粒餡かこし餡か」というところです。

これは地域によって違いはありますが、一般に

  • おはぎ=粒餡
    (秋収穫の小豆を皮ごと柔らかく煮て使うので粒あん)
  • ぼたもち=こし餡
    (秋収穫の小豆の皮が固くなるのでやわらかい部分だけを漉して使うのでこしあん)

と言われています。

中のご飯部分については、うるち米ともち米それぞれの説があり、またその突き具合も米粒を残す程度についたものと米粒を完全になくして餅状にしたものとか、いろいろあります。

その地域での風土的に常識になっているやり方があればそれに倣うのが一番ですが、最近では手作りよりも市販のおはぎを買ってくることが多いですので、あまり気にしなくてもいいでしょう。

ともあれ、おはぎやぼたもちは、お彼岸のお供え物の定番です。
今年は、是非あなたの手作りで仏さまを、そして、親族のみなさんに喜んでいただきましょう。

 

おはぎの作り方レシピで炊飯器を使うと簡単

さて、おはぎやぼたもち、材料や餡などに地域ごとの多少の変化はあっても、基本的に作り方は同じで、簡単です。

炊飯器を使った簡単おはぎの作り方レシピ

まず、この動画をご覧ください。

ね、炊飯器を使ってお米を炊けば、こんなにも簡単!

あんこはもちろん小豆をお砂糖で煮込んでいけばいいのですが、今では市販あんこも安いので、そちらを利用してもよいでしょう。
ゆであずき缶などを少し煮詰めてもいいですね。

この動画では、もち米:うるち米=7:3の割合で、水分少なめで炊き上げていますね。
うるち米とは私たちが日常食べている普通の白米のことです。
これを少し入れておくと、おもちが冷めても硬くならないのです。
この辺は、お好みで調整してください。

また、餅つきの臼や杵がなくても、炊飯器のお釜の中ですりこぎ棒や麺棒(クッキーののし棒)で半分づきにすれば、これも簡単です。
これもやはり好みや地域の風習で、3分づき、5分づき、10分づきなど、いろいろつき方も変えてみると面白いですね。

ともあれ、この炊飯器を丸ごと利用する形であれば、洗い物も少なく、とても簡単においしいおはぎやぼたもちが作れますね。

この簡単な炊飯器レシピを覚えて、あなたも挑戦してみてください。

 

おはぎレシピで人気があり簡単なもの

さて、おはぎやぼたもちといえば「あんこ」ですが、きな粉や黒ゴマ・白ゴマを使ったものも人気がありますね。
こちらも基本の形は同じなので、炊飯器を使って、とても簡単にできますよ。

おはぎの餡をキナコや黒胡麻にする作り方

こちらの動画は外人さん向けなのか?
でも、なんかこの英語は非常にわかりやすいですね。

こちらでは基本もち米を使ってやはり炊飯器で炊いています。
塩分は、おにぎりを作るときのように、塩水を手水にしておだんごを作っていますが、確かにこのやり方の方がべとつかずに作れます。

きな粉やゴマのおはぎやぼたもちを作るときには、ご飯を丸めてあんこの代わりにキナコや黒ゴマに砂糖を混ぜたものだけでもいいのですが、そうするとお米の分量と表面のきな粉や黒ゴマのつり合いが悪く、甘さも半減してしまいます。

そこで、この動画にもあるように、

  1. 一番真ん中に小豆のあんこ
  2. その周りにもち米
  3. 表面にきな粉やゴマ

という3層構造にします。

すると、中のあんこは甘く、外側のきな粉やゴマも楽しめ、おいしいおはぎやぼたもちのバリエーションとなります。

やってみるととても簡単なレシピで、バリエーションも楽しさもおいしさも広がり、人気です。

 

お彼岸 おはぎ のまとめ

さて、お彼岸のおはぎをお供え物にするとき、その作り方はとても簡単だとわかりましたね。

特に炊飯器をうまく使うと本当に美味しいおはぎやぼたもちがとても簡単にできて人気です。

ぜひこの炊飯器レシピと、きな粉やゴマの3層構造レシピを覚えて、今度のお彼岸のお供えにし、春分の日、秋分の日を祝いましょう。

そして、親族そろって美味しい手作りおはぎを堪能しましょう。


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