ブラックフライデーの意味と由来、セールは日本でもスタート
2017/11/24
「ブラックフライデー」という言葉を聞いたことがありますか?
えっ?ブラックマンデー?株の暴落?
いえいえ、そうではありません。
実は、ブラックフライデーは「楽しい催し」、じゃぁなんでブラックなんでしょう?
ここでは、ブラックフライデーの意味と由来、いつなのか、を知り、
アメリカの様子とセールの日本での実施情報をお知らせします。
ブラックフライデーの意味と由来
まず、「ブラックフライデー」とは何かを知りましょう。
ブラックフライデーの意味
ブラックフライデー(英語: Black Friday )は、アメリカ合衆国の祝日サンクスギビングデー(Thanksgiving Day= 感謝祭)の翌日の金曜日のことなんです。
この金曜日自体はカレンダー上の休日ではないのですが、
感謝祭の翌日なので、休暇を取って連休にする人や会社が多く、
クリスマス商戦の開始の日ともなります。
クリスマスといえば、一年で一番買い物がされます。
また、感謝祭の売れ残りの一掃セールの日でもあり、
この金曜日は、1年間で一番「物が売れる」日なんです。
ブラックフライデーの由来
でも、それではどうして「ブラック」なんて言うのでしょうか?
それには、2つの由来があります。
警察官にとっての由来
ことの発端は、警官の言葉。
この感謝祭翌日から始まる一掃セールとクリスマス商戦の開始は、1961年頃にフィラデルフィアを中心に盛んになりました。
すると、当日は、買い物客で道路がごった返しになります。
それを取り締まる警察官は大忙し!
人が外にあふれて仕事がどんどん増えるために「最悪な金曜日」「真っ暗な金曜日」という意味で「ブラックフライデー」と呼んだのが始まります。
店舗側としてはこの言葉では悪い意味になるので、代わりに「ビッグフライデー」と言って、その言葉を流行らせようとしたが、もう一般に「ブラックフライデー」が定着してしまったのです。
店舗にとっての由来
それを良い意味に変えたのが、新聞社です。
フィラデルフィアの新聞が、「ブラック」の意味を「小売業者が儲かり黒字になる」「どんなに売れない店舗でも黒字になる」という解釈を発表して、それが受け入れられるようになりました。
つまり「ブラックフライデー」のブラックは、「ブラックマンデー」(1987年の世界的株価大暴落の開始日)などとは全く別物なんですね。
こうして、「ブラックフライデー」は1975年頃には、かなり広まっていきました。
ブラックフライデーはいつ?
ブラックフライデーは、サンクスギビングデー(感謝祭)の翌日の金曜日です。
サンクスギビングは11月の第4木曜なので、2016年は11月24日となり、ブラックフライデーはその翌日なので、2016年11月25日です。
2017年は、11月24日、
2018年は、11月23日です。
日本では、11月23日が秋分の日で休みとなりますので、
また面白い展開になりそうですね。
アメリカやハワイではこの日にブランド物が大幅な値下げでバーゲンされることから、日本から旅行を計画する人も多いようです。
ブラックフライデーのアメリカの様子
ブラックフライデーにはアメリカで格安特大セール
サンクスギビングはアメリカでは、国民みながウキウキするお祭りです。
この日には、すごい量のターキー(七面鳥)が食べられ、ターキデーとも言われるほど。
そしてこの感謝祭の日に、プレゼントをすることもあり、全米あげて大盛り上がり!
そして、その翌日には、せっかく木曜の祝日と土日に挟まれた日なので、休みを取る人が多いのですね。
店舗側では、前日の感謝祭に売れ残った品物を破格値で大放出し始めます。
それが、3割4割なんてもんじゃない!90%OFFとか当たり前?
もうハンパない破格値で、休みを取った人達はみな町に出て、その大バーゲンを買いあさります。
もう、ものすごい経済効果ですよね。
深夜から始まる大セール
開始は、木曜から金曜に変わる深夜0:00から始まりますので、いいものを安く買いたい人達は夜中の大バーゲンを楽しみます。
いや、夜中でなくたっていいのですが、いいものは真っ先に売れてしまうので、みんな寝もせずに0:00から買いまくるわけです。
そして、朝まで大フィーバーしながら買い物をして、金曜日日中は寝ていると言う感じです。
あ、もちろん、日中は日中で、大繁盛ですがね。
つまり本当に「黒字」の日。
まさに「ブラックフライデー」ですね。
そして、そのまま日曜まで連休中バーゲンは続き、そのままクリスマス商戦に入っていきます。
このブラックフライデーは、実店舗だけでなく、ネットでも繰り広げられます。
輸入品を扱っている人などは是非ネットサーフィンしてみてください。
ブラックフライデーのセールは日本でもやるか?
そんな大セール、日本でも流行ったらいいのに・・・と思っていたら、いやいや、もう知る人ぞ知るイベントになっていました。
ブラックフライデーに「バイマ(BUYMA)」で輸入品GET!
アメリカやハワイまで行かなくたって、ネットで購入ができますよ。
海外ブランド品をお安く、手頃な価格で購入したいのであれば、「バイマ(BUYMA)」でしょう。
バイマでも、ブラックフライデーのセールが行なわれていますので、この通販サイトを利用すればお得です。
例年、ブラックフライデー特集ページが開設され、大幅に値下げされたブランド品が買えるんです。
お得なクーポンもあるので、計画を立てて、うまく買い物してください。
ブラックフライデー利用のクリスマスプレゼントは「トイザらス」
ブラックフライデーはクリスマス商戦の始まりでもあります。
となったら、子供のおもちゃ!
アメリカではブラックフライデーの大安売りを利用して「トイザらス」で子供用おもちゃをプレゼントに買う人が多いんです。
これは日本の「トイザらス」でも同じ。
期間中、日本の「トイザらス」でも大バーゲンをやっていますので、行ってみましょう。
もちろんネットでも購入できます。
ブラックフライデーに日本の「貝印」参入
「貝印」は、2014年からこのブラックフライデーのセールを展開しています。
貝印というとカミソリのイメージが強いですが、キッチン用品や美容用品なども豊富で、女性や主婦層に大人気です。
年末に向けて、キッチン用品を買い変えるのもいいですね。
イオンとイオンモールのブラックフライデー展開がすごい!
「イオン」のブラックフライデー展開は、2016年からです。
イオンモールであれば、単に食料品だけでなく、
大型の家電や家具、衣類や子供のおもちゃなど、衣食住に関わるすべてのものを取り扱っていますので、年々期待が高まっていますね。
また、金曜日だけでなく、土日も続けてセールを展開しています。
イオンでのブラックフライデーの内容は、ネットのチラシでも盛んに宣伝していますので、是非確認して、土日にご家族でお出かけくださいね。
まとめ
こんな風に、アメリカではもうすっかり定着している「ブラックフライデー」。
こんなに安くても黒字になるなら、店舗もお客も大喜びですね。
日本でも徐々に浸透してきています。
今年は、ブラックフライデーを利用して、お得に買い物してみましょう!