必読!夏バテ対策に効果がある食べ物と飲み物と運動

2017/01/01

辛い夏バテ!ここでは、特に、「食べ物」「飲み物」「運動」の観点からの夏バテ対策をまとめます。

夏になると外は暑くてうだるようだし、会社やビルの中では冷房が効き過ぎて寒いくらいだし・・・・。

つい夜更かしをして慢性寝不足、食欲減退、何にしてもやる気が出ない・・・
そんな症状が出てきたら要注意です。

それは「夏バテ」かも知れません。

あなたはもう夏バテ対策はされていますか?

でも、夏バテ対策といっても、一体何をしたらよいのか、わからない・・・。
という方は多いでしょう。

ここでは、特に、「食べ物」「飲み物」「運動」の観点からの夏バテ対策をまとめます。

 

夏バテ対策に効果がある食べ物

夏バテは食事の食べ物や飲み物と密接な関係があります。

夏になると暑いので、ついつい冷たい飲み物ばかり飲んでしまったり、食事も冷やしそうめんなどのど越しのよい冷たいもので済ませてしまうことが増えてきます。

「暑いんだから冷やした方がいい」と考えればそうですが、実は、これが一番夏バテしやすい食生活なんですね。

それでは、まず、どんな食べ物が夏によいのか、見て行きましょう。

夏バテ対策によい食べ物

夏バテ対策には、「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ナイアシン」「アリシン」「クエン酸」を多く含むような食べ物がよいとされています。

そうめんやざるそば、おにぎりなどは食欲のない暑い日にも食べられるので重宝ですが、これらは「炭水化物」です。
炭水化物は身体を燃やしてエネルギーとなりますので大切ですが、それだけを食べていてもダメなんです。

食べた炭水化物は、「ビタミンB1」「ビタミンB2」などの力で消化されエネルギーになります。
ここでこの消化が行われないと、乳酸や脂肪に変わってしまい、それが疲労物質となるのです。

だから、夏に炭水化物だけを食べていたらダメ!
エネルギーは出ない、疲労物質は溜まる・・・・、まさに「夏バテ」。
そして、肥満へとつながっていきます。

栄養素別に見た食品の種類

では、実際にどんな食べ物に「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ナイアシン」「アリシン」「クエン酸」が多く含まれているのでしょうか?

どの食品にもさまざまな栄養素がありますので、ここはあくまでも目安ですが・・・・

ビタミンB1が摂れる食べ物

・豚肉(特にモモ肉、ひれ肉)
・胚芽米
・玄米

夏バテに豚肉がよいというのはよく聞くと思います。
豚肉は焼いても煮ても茹でても、さまざまな調理方法があるので献立に取り入れやすいですね。

また、炭水化物を摂るにしても、ただの白米より胚芽米や玄米&雑穀の方がビタミンB1は多く摂れます。
これらをよく噛んで、顎も鍛えながら、ビタミンB1を摂取しましょう。

ビタミンB2が摂れる食べ物

・うなぎ
・レバー
・枝豆
・納豆
・味噌
・豆腐
・牛乳
・チーズ
・卵

夏バテといえば「うなぎ」というほど、夏バテ防止の代名詞にもなっているウナギですが、ビタミンB1やビタミンB2が豊富なのでおすすめです。
またレバーもいいですね。
うなぎやレバーで精をつけましょう。

また、豆類にもビタミンB2は多く含まれています。
日常食べている納豆、みそ、豆腐などの他、夏ならではの「枝豆」も夏バテによいので、是非新鮮な枝豆を茹でましょう。

牛乳やチーズなどの乳製品、卵もビタミンB2が豊富です。

ナイアシンが摂れる食べ物

・たらこ
・まぐろ
・かつお
・いわし
・さば
・落花生

ナイアシンは、魚貝類に多いです。
新鮮な魚はお刺身も美味しいですし、まぐろやかつおをこってり煮込んでも常備菜になっていいですね。

アリシンが摂れる食べ物

・ねぎ
・たまねぎ
・にんにく
・にら
・しょうが
・しそ
・みょうが

実は、ビタミンB1やビタミンB2はアリシンと共に食べると、吸収がよくなります。
これらは「薬味」として、上記の肉や魚と一緒に食べていきます。

クエン酸が摂れる食べ物

・梅干
・酢
・グレープフルーツ
・レモン
・ゆず

クエン酸は、かんきつ類などの酸っぱいものに多く含まれています。
梅干しや酢の物があると食欲も増しますし、レモンやゆずをかけるとさっぱりと美味しい食事になりますね。

これらを組み合わせた食事メニュー

上記の食材を見ていると、その組み合わせでいろいろなメニューが浮かんできますね。

たとえば、

・レバーとニラで、「レバニラ炒め」
・豚肉と卵と玉ねぎで「他人丼」
・たらことニンニク・ショウガで「煮込み」
・しょうが・しそ・みょうがで食べる「豚しゃぶ」
・薬味たっぷりのマグロやカツオの刺身
・豆腐と玉ねぎスライスにレモンをかけた「さっぱりサラダ」
・・・・
 

あなたのお好きなものを組み合わせて、この夏をパワフルに乗り切っていきましょう。

 

夏バテ対策に効果がある飲み物

さて、次は飲み物です。

夏バテ対策によい飲み物

前の項で、クエン酸が摂れる食べ物として、

クエン酸が摂れる食べ物

・梅干
・酢
・グレープフルーツ
・レモン
・ゆず

をあげていましたが、これらは食事だけでなく、フルーツとしてそのまま食べたり、ジュースにして飲むこともできます。

その他にも

・ローズヒップ
・ハイビスカス
・アセロラ
・いちご
・パイナップル
・キウイ
 

などなど、ほとんどの果物にクエン酸が含まれています。

これらを絞ってジュースにして飲んだら爽やかですし、
朝食に摂れば、目もぱっちりと覚めますね。

ペットボトルの炭酸飲料などは持ち歩きにも便利ですが、栄養素はあまりありません。
できれば、きちんと食材からクエン酸を摂りたいものですね。

飲み物は温かい方が効果的

さて、その飲み方ですが・・・・
夏は暑いので、どうしても氷をいっぱい浮かべて冷たいものをと思うでしょう。

でも、できれば温かい方が夏バテにはよいのです。

夏バテの1つに、身体の冷やし過ぎがあります。
これは外的にクーラーなどで冷えるという以外に、身体を冷やしやすい食べ物が多いという原因があるのです。

よく「暑いときほど熱いものを食べろ」と言いますが、これは身体を温め、消化を良くし、発汗を促して、健康な体作りに役立ちます。

炎天下で熱い飲み物を飲むことは難しいですが、冷房で冷え切った身体は、是非「温かい飲み物」で癒しましょう。

おすすめの飲み物メニュー

こんな飲み物なら、暑い夏でも美味しくいただけますよ。

・ローズヒップやハイビスカスで「真っ赤なハーブティ」
・ハチミツたっぷりのゆず湯
・梅干しを崩しながら飲むお番茶(二日酔いにも)
・しょうが湯
・パイナップルやキウイや桃で、「ホットフルーツティ」
 

これらは夏風邪にもいいですね。

今年の夏は、夏バテ防止に温かいお茶を飲みつけましょう。

 

夏バテ対策に効果がある運動

さて、夏バテには適度な運動も必要です。

夏バテには「有酸素運動」がよいとか、ウォーキングやジョギングを欠かさず続けることがよいとか、推奨されていますが・・・

実際には、
「暑くてとてもジョギングなんかできないよ・・・」
とか
「スポーツクラブに入りたいけど、仕事のスケジュールがわからないし・・・」
と、二の足を踏んでしまう人も多いでしょう。

運動と聞くと、どうしても本格的にやらなきゃと思いがちですが、無料で毎日無理なくまんべんなく身体を動かせるよい運動があるのです。

それは「ラジオ体操」です。

夏バテ防止には「ラジオ体操」がオススメ

「ラジオ体操って、夏休みに小学校の子供たちが公園でやっているアレ?」
はい、そうなんですが、あなたは公園に行かなくても自宅でいつでもできますよ。

ラジオ体操は、第一も第二も、体操時間は3分ちょっとなんです。
思っているより短時間ですよね。
でも、しっかりやると結構運動になるし、身体の隅々まで血液が回っていくのが実感できますよね。

ラジオ体操の動画や音源、やり方の図解などはこちらを参照してください。

参考 ⇒ ラジオ体操の第一第二の動画と図解の無料ダウンロード
参考 ⇒ ラジオ体操の第一第二と首の運動動画 順番と楽譜の確認

「もう忘れちゃった」と思っていても、音楽を聞くと、自然に身体が動き出すから不思議です。

自由な時間に室内で約3分
これなら無理なく続けられ、「夏バテ防止」にもピッタリです。

朝起きたときにもいいですが、夜寝る前に軽くやると、ぐっすりと熟睡できますよ。

 

まとめ

さて、夏バテ対策によい「食べ物」「飲み物」「運動」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

どれも通常の生活の中で無理なく取れる食材や方法です。

栄養のバランスを考えながら、薬味等をうまく使って、美味しく食べやすく食欲の沸く食事や飲み物を作ってください。

そして、これまた手軽にできるラジオ体操で、身体を大きく伸ばしましょう!

今年の夏は「夏バテ知らず」で通しましょう。


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