オススメ!江ノ島の岩屋への行き方で洞窟なら船が便利
2017/01/01
「江ノ島岩屋洞窟」をご存知ですか?
えっ?江の島に洞窟があるの?
はい、でも、ここは江の島の西側にあるし、駅から徒歩で約30~40分ということで、知らない方も多い穴場スポットなんです。
もちろん江ノ島の島内を歩いて行けますが、一番のオススメの行き方は「船」です。
海からの江の島を眺めながら、約10分で着きますよ。
江ノ島岩屋洞窟への行き方
江ノ島の岩屋洞窟への行き方は、「歩く」か「船」かの2つがあります。
歩く場合は約30~40分
江の島には、島に入るための「江の島弁天橋」があります。
この橋を渡って島に入りますが、江ノ島の岩屋洞窟は島の西側にあるため、そこまでの坂道を上り下りしながら洞窟まで行くのは大変です。
一般に徒歩では、仲見世を通って山に上り、展望台などを経て稚児ヶ淵まで降りていきますので、普通の人で約30~40分かかります。
遊覧船「べんてん丸」なら約10分
徒歩に対して、船で行くなら約10分です。
遊覧船「べんてん丸」の発着所
「べんてん丸」とは、江の島弁天橋の中腹から稚児ヶ淵までをつなぐ遊覧船のことです。
江の島弁天橋を島に向かって歩いて行くと、ちょうど真ん中あたりに「遊覧船べんてん丸乗り場」があります。
大きく看板があるので、すぐわかるでしょう。
べんてん丸は、約10分で稚児ヶ淵に到着します。
江の島を海側から眺めるのも面白いですし、天気の良い日には富士山も見えるので、とても気持ちのよいものです。
帰りは、到着したのと同じ稚児ヶ淵の発着所から江の島弁天橋の中腹に戻ります。
遊覧船「べんてん丸」の乗船料金
大人 400円(中学生以上) 小人 200円(6才以上) 未就学児 無料
天候・波の状況により運行は不定期ですが、朝から夕方まで、それほど待たずに乗ることができます。
なお、11月19日~12月末までは平日は運休となります。
心配なときには、下記にお問い合わせください。
0466-22-4141
「江ノ島岩屋洞窟」とは
ところで、「江ノ島岩屋洞窟」って、一体どんなところでしょう?
「江ノ島岩屋洞窟」とは
「江ノ島岩屋洞窟」は、長い年月をかけて波の浸食で作られた天然の岩屋で、2つの岩屋で構成されます。
・第二岩屋(奥行56m)
昭和46年からしばらく閉鎖されていましたが、その後再整備が行われ、平成5年4月からまた公開されています。
この「江ノ島岩屋洞窟」は昔から信仰の対象とされ、崇められてきました。
有名な話では
・源頼朝が戦勝祈願のために訪れた
・この洞窟が実は富士山の富岳氷穴まで続いている?
・「天女と五頭龍」という伝説
・洞内の「岩屋龍神の雷太鼓」を叩くと願い事が叶うかどうかわかる
などなど・・・・、いろいろ興味深い話があります。
洞内には展示物もあって、江の島の歴史等もわかります。
また、全長128mのオープンスペースがあり、相模湾とその向こうに広がる富士・箱根・伊豆方面の景観が一望できます。
「江ノ島岩屋洞窟」の見学
「江ノ島岩屋洞窟」の見学は、約15~20分くらいで見学できます。
また洞内の温度(第一岩屋の奥の部分)は、年間通してて15°~18°です。
入るときには、夏でも羽織るものをご用意ください。
施設内の写真・ビデオの撮影については、個人で楽しむ記録写真等は撮影可能です。
「江ノ島岩屋洞窟」の入洞料
おとな(高校生以上)500円 こども(小・中学生)200円
20名以上は、20%割引
「江ノ島岩屋洞窟」には手燭(ロウソク)の貸し出しあり
「江ノ島岩屋洞窟」は、手燭(ロウソク)を掲げながら進んでいくのでとても面白いです。
でも、洞内はきちんと舗装されているので、足元等危ないことはありません。
4月29日(金)~5月8日(日)のゴールデンウィーク期間10日間
8月11日(木)~8月14日(日)山の日からの4日間
◎混雑が見込まれ手燭貸出の中止が予想される日(2016年)
・三連休の中日
・3月20日(日)・7月17日(日)
・9月18日(日)・10月9日(日)
ということですが、手燭(ロウソク)が貸し出せない日には洞内の照明が明るくなりますので、危険はありません。
江ノ島岩屋洞窟に船で行くときのおすすめルート
江ノ島岩屋洞窟に「船」で行く場合、
・または往復とも船にするか
いろいろなパターンが考えられます。
何度か行った方であれば、そのご経験や他の見学などの兼ね合いで自由に判断できるでしょう。
初めて行く方へのオススメの行き方
でも、もしも、あなたが初めてこの「江ノ島岩屋洞窟」に行かれるのでしたら、
以下のルートがオススメです。
江ノ島岩屋洞窟のおすすめルート
・まず最初に「べんてん丸」に乗って、
海からの江の島景観を楽しみます。
・「稚児ヶ淵」で下船します。
・そして、「江ノ島岩屋洞窟」を見学します。
・全長128mのオープンスペースから
相模湾や富士・箱根・伊豆方面の景観を一望します。
・また「べんてん丸」に乗って、島の入り口に戻ります。
・改めてちゃんと島に入り、仲見世通りを楽しみます。
・「エスカー」というエスカレーターがあるので、
途中途中見学しながら、頂上まで行きます。
・サムエル・コッキング苑散策&
江の島展望灯台に上り、景観を楽しみます。
・そして、島を降りながら、
各所にある寺院やお店に立ち寄ります。
・弁財天仲見世通りで食事にします。
要は、江ノ島岩屋洞窟は、メインの江ノ島観光とは別立てにして、先に船で往復してしまうのがポイントです。
(洞窟から展望台までの階段が半端なく大変なんです)
上のルートなら、江ノ島は全体が舗装されていますし、年配の方でも安心して観光できます。
3本の「エスカー」に乗ると、あっという間に頂上まで行ってしまいます。
お若い方なら
でも、展望台から洞窟への道も、いろいろ茶屋などあって風情があるし、恋人の鐘などもあるので、若い人には是非行ってほしいですね。
この場合には、先に島に入って、展望台から龍恋の鐘に回り、少し戻って、岩屋洞窟に降りて行きます。
階段を降りるのはそれほど大変ではありません。
ただし、洞窟からの階段を登って戻ってくるのが非常に大変なので、帰りだけ船にするというのもいいでしょう。
まとめ
さて、「江ノ島岩屋洞窟」に興味を持っていただけましたか?
行き方はいろいろとありますが、「江ノ島岩屋洞窟」には「遊覧船」で行くという行き方も是非利用してみてください。
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