もみじ饅頭の手作り体験in宮島で覚えた美味しい作り方
広島のお土産といえば「もみじ饅頭」。
でも、このもみじ饅頭を実際に作ったことがあるという人は少ないのではないでしょうか?
ここでは、私が広島に家族旅行で行った折、宮島の弥山に登って、そこで「もみじ饅頭の手作り体験」をしたときの体験記をまとめています。
難しそうに見えて、実はとっても簡単な「もみじ饅頭の作り方」。
是非あなたも、手作り体験してみてください。
まずは、広島の宮島。そして弥山に登ります!
行ってきました、広島県は安芸の宮島。
そう、ここは厳島神社で有名なところですね。
海を渡り山を登って・・・
宮島は瀬戸内海の島なので、広島からはフェリーで行きます。
そして、その有名な安芸の宮島の大鳥居をまず観光。
それから山道をハイキングしながら、ロープーウェイにも乗って弥山(みせん)に登ります。
そして頂上に着くと大パノラマ。
でも、今回の目的は「もみじ饅頭手作り体験」なので、さっそくそっちのルポ行っちゃいますね~!
宮島で体験する「もみじ饅頭作り」
おお、ここだ!ここだ!
弥山の頂上で行う「もみじ饅頭手作り体験」
宮島ロープウエ−獅子岩駅(山頂駅)を降りると、弥山の頂上に2階建ての簡易なレストハウスがあって休憩ができるのですが、実はここで「もみじ饅頭手作り体験」ができるんです。
ふむふむ、1人300円で約20分くらいの体験なのね。
家族旅行で来た弥山ですが、家族の男性陣はもみじ饅頭よりハイキングで散策をしたいというので、母娘だけ2人でこの「もみじ饅頭手作り体験」をすることになりました。
その日はあまり混んでいなく、2人で予約して待っていると、中から「始めますよ~。」と呼ばれました。
もみじ饅頭の手作りはとっても簡単!
小さな部屋に入り、マスクをします。
そして、指示された焼き器の前に立つと・・・
おお、もうすべて準備されています。
まず、もみじの形をした焼き器があって、奥にはもみじ饅頭の皮になる小麦粉。
そして手前には中に入れるこしあん。
んっ?
や~、このこしあん、ハートの形をしているじゃないですか。
ここ、恋人の聖地とか言って、二人で鳴らす鐘もあるので、恋人同士で来る人も多いのでしょうね。
私は娘と2人、親子で体験参加です。
それでも「ハートイ♡ンもみじ」いいじゃない!
インストラクターは初老のおじさん。
とっても優しく「もみじ饅頭」の作り方を教えてくれました。
もみじ饅頭の手作りはとっても簡単!
まずは、もみじの焼き型の中に、おたまでボウルに入った生地をすくって注ぎます。
焼き型の底にはもみじの形が彫られているので、ちょうどそのもみじが隠れるくらいの分量がいいんですって。
次にトングを使って、ハート型のあんこを生地の上に乗せます。
このハート、結構頑丈で、トングでつまんでも型崩れしません。
ハートあんこを乗せると重さでちょこっと沈んで、その分、生地が盛り上がってきます。
そして、またその上に生地をかけていきます。
このときはあんこが隠れるくらいの分量ですって。
2個とも生地をかけたら、焼き器の取っ手を持って、蓋を閉じロックします。
そして、裏返しにしながら、隣の火のついているコンロに乗せます。
ここで裏表を反転することで、生地の空気が抜けるんですって。
そして、片面30秒。
30秒経ったら反転してまた30秒。
これを2回繰り返すので、全部で2往復、約2分間焼くことになります。
時計を見ながら「今だ!」と焼き型をひっくり返すの、結構面白いです。
やってみたら作り方はとっても簡単!
こうして片面30秒づつ2回焼き付け、いよいよもみじ饅頭が完成しました。
「作り方」と言っても、ただ焼くだけだから簡単ですね。
いよいよ「もみじ饅頭」の完成
恐る恐る焼き型の蓋を開けると、おお♪ちゃんとできてる~♪
形もふっくら美味しそうに膨らんでいるし、焼き色もちょうどよいお色です。
これを竹串で刺して、取っていきます。
普通、こういうのって、
「生地が焼き型にくっついちゃって取れない~」
とか、
「無理にはずしたらあんこが飛び出しちゃった~」
とかありそうですよね。
でも、そこはもう初心者体験用に、きっちり火加減や焼き型の油分が調整されているので安心です。
私たちが何も考えずに言われるままに作っても、こんなに立派にもみじ饅頭が作れました。
全部で2回、合計4個のもみじ饅頭を作ります。
1回で2個作ったら、ペアの人と交代です。
そしてまた、もう一度「もみじ饅頭手作り体験」挑戦のチャンスが!
結局1人で2回、合計4個のもみじ饅頭づくりが楽しめます。
2回目になると、もう余裕ですね。
昔からもみじ饅頭を焼いていた職人さん気取りで、焼き型をひっくり返す手つきも様になってきています。
ほらっ、私、上手でしょ?
今回は2人で参加したので、合計8個のもみじ饅頭ができました。
このもみじ饅頭、片面はふつうのもみじをかたどった模様ですが、もう片面はこの「ハートイ♡ンもみじ」のかわいいキャラクターの形になっています。
1個づつ食べて、残りは家族とお土産に
レストハウスでは飲み物もあるので、まずはテーブルに座って1個づつ出来立てを食べてみます。
「うん、美味しい~♪」
もともと美味しいもみじ饅頭ですが、はるばると広島に来て、この宮島の弥山に登って、そこで自分が手作りしたもみじ饅頭。
もう、普通の100倍くらい美味しいですよね。
お腹空いたのでもっと食べちゃおうかと思ったのですが、ちょうど頂上散策していた家族が戻ってきたので、その場で美味しいもみじ饅頭を食べてもらいました。
ハイキング後のもみじ饅頭は、また格別のうまさだったということです。
もみじ饅頭 手作り体験 のまとめ
ということで、宮島の弥山頂上のレストハウスで「もみじ饅頭の手作り体験」をしたルポです。
もみじ饅頭の手作り体験は、宮島まで行かなくても、広島でも体験できるようですが、やっぱり宮島の弥山の自然に囲まれて作る「もみじ饅頭」は最高です。
作り方はとても簡単なので、お料理をしたことのない男性や子供でもちゃんとできます。
ここには、「恋人の聖地」として、カップルに嬉しい鐘やオブジェや割引特典などもありますので、ぜひ恋人同士で「もみじ饅頭手作り体験」をしてください。