紫外線対策には食品も大事!ぜひ食べたい野菜と果物

2017/01/01

紫外線対策って食品でもできるってご存知でした?

普通「紫外線」と聞くと、その対策は「日傘」「長袖」、
そして、「日焼け止めクリーム」や「UVファウンデーション」などに
目が向きます。

でも、紫外線はそのような外側だけの要因ではなく、身体の内側からの対策も大切です。

ここで、紫外線対策によい食品として、是非摂りたい「野菜」と「果物」を紹介します。

 

紫外線対策には食品も大事!

「紫外線」・・・・
やっと春になって花粉症の季節もやり過ごすと、次に気になるのがこの「紫外線」です。

身体の外側での対策としては、日傘を差したり長袖を着たり、
またお化粧も念入りに、まず日焼け止めクリームを塗ってUVファンデーションを塗って・・・と、みなさん、紫外線対策には余念がありませんね。

でも、身体の内側からの「紫外線対策」していますか?

身体の内側からの「紫外線対策」も大切!

食べ物は栄養になるだけでなく、身体の表面にも大きな効果を発揮します。
肌の老化や肌荒れを防ぐのも、実はこの栄養素が関係しています。

紫外線を浴びると、シミやそばかすが増えますね。
紫外線によって肌の奥深くにある色素細胞(メラノサイト)が活性化して「メラニン色素」が作られます。
これ自体は身体のためにもよいことですが、過剰になると、それがシミやそばかすやほくろになってしまうのですね。

紫外線によって身体は老化しますが、これは「光老化」とも呼ばれます。

「老化?!冗談じゃないわ!」
きっとあなたもそう思うでしょう。

紫外線対策としては、「ビタミンやミネラル類の多い食品」や「抗酸化作用のある食品」を摂取するのがよいとされています。

ビタミン多い食品を取ろう!

紫外線の対策としては、やはり、ビタミンです。
ビタミンは、皮膚の抵抗力を強め、紫外線から肌を守ってくれます
そして、シミやそばかすを予防し、新陳代謝を促してダメージの回復にも役立ちます。

★ビタミンC
   皮膚の抵抗力を強め、シミやそばかすを予防する
★β-カロテンやビタミンE
   紫外線から肌を守り、肌の老化や肌荒れを防ぐ
★ビタミンB群(B1 B2 B6 ナイアシンなど)や亜鉛
   血液循環を正常化し、肌の新陳代謝を活発にし、
   ダメージを受けた組織を修復する
 ・ビタミンB1=神経に効くビタミンです
 ・ビタミンB2=血液循環を良くし、皮膚の新陳代謝を高める
 ・ビタミンB6=脂漏性皮膚炎、口角炎、手足のしびれ、脂肪の代謝
        にも効果あり
 ・ナイアシン=皮膚炎、口内炎、神経炎、下痢に効果あり

抗酸化作用のある食品を取ろう!

メラニンの生成を活発にするのは活性酸素です。
活性酸素は毒性があり、肌をガサガサにもしてしまいます。
だから、「抗酸化作用のある食べ物」を食べることも大切です。

★リコピン酸
   抗酸化作用が高く、活性酸素を除去する
★ポリフェノール
   紫外線や乾燥から身を守り、活性酸素の毒を中和する
   抗酸化作用により肌の老化を遅らせる
 

紫外線対策によい野菜

それでは、上記のような栄養を摂るには、一体どんな食べ物を食べたらよいのでしょう?

もちろん、ビタミンやポリフェノールなどは、肉や魚・魚介類などさまざまな食品に含有されています。

その中でも、ここでは、「野菜」に注目してみましょう!

紫外線対策として、ぜひ食べたい野菜は・・・、ズバリ「緑黄色野菜」です。

トマト

みずみずしく甘くて美味しいトマトは、1年中出回っている定番野菜です。
でも、本当の旬は、特に紫外線の強くなる4~6月です。
この頃のトマトには、「リコピン酸」がたっぷり!

リコピンにはビタミンEの数百倍の抗酸化作用があると言われています。
紫外線が作る活性酸素を除去し、メラニンの生成を抑制してくれますので、シミやそばかすにも有効です。

また、ビタミンCやビタミンEもとても豊富です。

トマトは、紫外線対策として、真っ先に食べたい野菜です。

にんじん・かぼちゃ

β-カロテンやビタミンEは、人参やかぼちゃのような緑黄色野菜に多く含まれています。

β-カロテンには、皮膚や粘膜を保護し肌を強化してくれます。
またビタミンEは、抗酸化作用が高く、肌の老化を防いでくれます。

ブロッコリー

緑黄色野菜の中でも、ブロッコリーもオススメです。
ブロッコリーにはさまざまなビタミンが豊富で、特にビタミンCはレモンの2倍とも言われます。
β-カロテンやビタミンEも多く含まれ、繊維質も取れますね。

また、ブロッコリーの新芽にはスルフォラファンという成分が含まれており、これはシミやそばかす対策にとても効果がある抗酸化物質なのです。

 

紫外線対策によい果物

さて、野菜もいいけど、やっぱり「果物」大好きですね。

「果物」も紫外線対策によいものがたくさんありますよ。

柑橘類(みかん、レモン)

ビタミンCと聞けば、真っ先に思い出すのがミカンやレモンのかんきつ類ですね。
そう、みかんやレモンにはビタミンCがいっぱいで、美白によいのは昔からよく知られています。

グレープフルーツや夏ミカンなど、ジューシーな柑橘類もたくさん出回りますので、ぜひビタミンCを摂ってくださいね。

キウイフルーツ

キウイフルーツもビタミンCがたっぷりです。
キウイフルーツは、切っても、スプーンで食べても食べやすく、サラダにも入れてお食べください。

いちごやザクロ

いちごやザクロにも、ビタミンCが豊富です。

赤い果物は「ポリフェノールの効果」も期待できますね。
イチゴポリフェノール、ザクロポリフェノールも有効です。

特に、いちごやザクロには「エラグ酸」という成分が含まれており、この抗酸化作用がとても高いのでオススメです。

バナナ

バナナはみんな大好き!
簡単に手で剥いて食べられるし、腹持ちもいいので、ダイエットにも最適です。

そして、このバナナが紫外線対策にもなるのです。

バナナは、果物の中でもビタミンB群やポリフェノールがたくさん含まれていますが、身近な食品の中で最も「抗酸化力が高い」と言われています。

切る手間もなく、いつでも簡単に食べられるバナナ。
是非、紫外線対策としてもお召し上がりください。

果物は料理による損失なし

どの果物もビタミン類やポリフェノールが豊富ですので、紫外線対策としてもオススメです。

そして、さらにフルーツが紫外線によい理由が。。。

紫外線によい栄養素は、フルーツ以外に、野菜や肉・魚・卵・魚介類にも多く含まれます。
でもその中で果物がいいのは、料理をしないで、そのまま食べられるという点です。

食品は水につけたり熱を加えたりすると、どんどんその栄養素を失ってしまいます。
だから、本当は、食品はそのまま食べるのが理想ですが、やはり焼いたり煮たりしますよね。

そんな中で、野菜よりももっと手軽で便利なのが果物です。

イチゴなら洗うだけ、ミカンやバナナも皮を剥くだけで、そのまま丸ごと摂取できますね。

是非今年は野菜や果物をたくさん食べていきましょう。

 

まとめ

4月から5月はまだ気温はそれほど高くはないものの、紫外線の量は年間で一番多いと言われています。

この時期に紫外線対策をしないと、大変です。

そんなとき、外的な対策と同時に、紫外線対策によい食品を食べましょう!

特に野菜果物は効果が高く、丸ごと摂取できるので、オススメです。


-紫外線
-, ,