潮干狩りに子供連れで行く人の持ち物と服装と靴

2017/01/01

潮干狩りに子供と出かける予定のご家庭も多いことと思います。
でも、潮干狩りってそんなに慣れていらっしゃらない方も多く、持ち物や服装や靴など、悩むところですね。

ましてや子供連れの場合、子供や孫がまだ小さい場合、赤ちゃん連れの場合などなど、なおさら心配なことでしょう。

ここでは、一般的な潮干狩りでの持ち物や服装や靴などで、特に小さな子供連れの場合に必ず用意した方がよいものを紹介します。

潮干狩りで子供連れのときの持ち物

潮干狩りに持っていくと便利なものをあげてみます。

●服装や帽子、履物については後述します。

●熊手やスコップ

レンタルがある会場もありますが、熊手は持っていきましょう。
100均などのもので大丈夫ですが、園芸用のプラスチックのものは砂が掘りにくいので、金物がよいです。
ただし、歯が鋭利過ぎると怪我をしたりアサリに傷をつけますので、ごくごく簡単なもので大丈夫です。
大きい熊手で砂を深く掘り、小さい熊手でアサリなどの貝を採るように使い分けると便利です。
小さいスコップやシャベルも便利です。
子供用にはお砂場セットがあると、飽きたときにも砂遊びができます。

●カゴや網袋、バケツ、ザル

採った貝を入れるには、バケツより玉葱等の入っているネットが便利です。
ネットの口を縛って袋のまま海水で洗えばドロも簡単に取れます。
持ち帰り用の重さが決められている場合、少しでもドロをおとしておいた方がその分沢山貝を持って帰れます。
カゴは穴の開いているスーパーのレジカゴのようなもので大小あると便利です。

●ゴム手袋や軍手

貝を拾う時に、貝殻で手を傷つけることがありますので、ゴム手袋や軍手を用意しましょう。
子供の場合、手が小さいので、軍手をしてからゴム手袋をつけるとフィットします。

●クーラーボックス、保冷剤、氷、新聞紙、水

貝を持ち帰るときに使います。
クーラーボックスは発砲スチロールの箱でも代用できます。
そのままだとアサリが熱で死んでしまうので、クーラーボックスや発泡スチロールにアサリを入れ、上から海水で濡らした新聞紙を置き、その上に直接貝に当てないように保冷剤や氷を置きます。
帰路にコンビニでロックアイスを買うのもいいですね。

●海水入れ

砂出し用の海水を入れるポリタンクなどの容器やペットボトル数本を用意し、海水を入れてきましょう。
家に帰ってこの海水に半日くらいアサリを入れておけば、砂抜きができます。
水道水に食塩を入れてもあまり上手に砂抜きはできないので、海水がオススメです。

●水道水とタオル、小さいシート

自動車に戻る時に足を洗うため、大きなペットボトルに数本水道水を持っていくと便利です。
特に子供は全身砂まみれになりますので、必ずこれですすぎます。
海で海水洗いをしても、べたついて子供は痒がりますし、会場の水洗い場があっても長蛇の列になりますので、子供分だけでも用意しましょう。

タオルも大小たくさん用意して車に積んでおきましょう。
基本は海水浴と同じです。子供は必ず海に入ってずぶぬれになります。
帰途で子供が寝てしまった場合タオルケットがあると重宝します。
小タオルは海岸で各自に持たせます。首などに巻いて汗や日焼けを防止します。

また、靴下や靴の履き替えの際に、水洗いした足がまた汚れるのを防ぐために小さいシートがあると便利です。

●薬関係

日焼け止め、救急セット(バンソコ、消毒液、ガーゼ)、虫除けもあった方が良いです。

●その他

小さいレジャーシート、雪山用のソリ、45リットルのゴミ袋数枚、携帯電話や小銭を入れるジップロックなど。

特に子供連れでは、おもちゃ(砂場用)、おやつ(甘い物)、名前や親の携帯番号を書いた名札など。
トイレが混むのでオムツを履かせたり、子犬用の引綱で自分と子供を繋ぐなどすると、安心です。

潮干狩りで子供の服装

潮干狩りに子供を連れていくときの、子供の服装についてはここでまとめます。

まず、子どもは全身泥だらけになるので、「水着」が良いです。
その上に汚れてもいいTシャツやパーカーなどを着せると、日差しが強くても大丈夫ですね。

基本は水着に半そで半ズボンで大丈夫ですが、日焼けに弱い子供の場合は、長袖や長ズボンにしましょう。
日焼けを防ぎ、潮風でかぶれを起こすのを防ぎます。
ズボンの長さも、余り長いと濡れて厄介ですので、七分丈やハーフパンツなども便利です。

薄い夏用の上着で、フードのあるパーカーなどは、首筋の日焼け防止にもなり、帽子より便利です。
帽子の場合は、風で飛ばされないように必ず顎紐などをつけてください。

迷子防止のために、できるだけ目立つ派手な色を着せましょう。
また年齢によっては、前述のように、子犬用の引き紐などで親元から離れないようにするのも一法です。

あと、季節にもよりますが、5月の晴天時でも海の水はかなり冷たいですので、身体も冷えます。
このようなとき、お母さんがフリース素材の上着や小さい掛物などを持っていると安心です。

貴重品や携帯電話などは子供には持たせないようにし、どうしても必要なものは、親がジップロックなどに入れて持参しましょう。

あと、もしお持ちであれば子供にライフジャケットを着せておくのも安心です。
子供は10cmくらいの水深でも溺れることがありますので。

潮干狩りで子供の靴

潮干狩りで子供に履かせる靴についてまとめます。

まず、靴(履物)は、長靴やビーチサンダルなどがよいようです。

潮干狩り会場によって、整備状況や岩の有無、貝殻の種類などもあり一概には言えませんが、
あまり整備されていないような場所や岩があるような場所では、足を怪我することも多いので、注意が必要です。

昔は「足袋」で潮干狩りをしたそうで、確かにこれは良さそうですが、それほど危険がないような場所なら厚めの靴下が便利です。
靴下なら水中で足でホリホリもできますしね。

長靴は、あまり水がないような場所や岩があるような危険な場所には便利で安全ですが、歩くのには重く、また水が砂が入ると一番厄介です。

水の中にも入るような場合は、ビーチサンダルでもいいですが、ゾウリのようなものだとよく流されてしまいますので、踵までしっかり納まり、簡単には脱げないものが安心です。

ただ、ビーチサンダルの場合は、砂や小石が都度入ってしまって、歩くたびに痛い場合もあります。

そんなときには靴下も履くか、靴下とスニーカーというのも便利です。

潮干狩りで子供に履かせる靴や履物は
・簡単に脱げない
・砂や小石が入らない
・岩や貝殻で足を切らない
これを考えて、会場の様子に合ったものにしてください。

まとめ

潮干狩りに子供連れ孫連れで行くのは本当に楽しいですが、その分、持ち物や服装や靴などには注意が必要です。
自家用車で行く場合には、多少多めに着替えやタオルや水などを用意することをオススメします。

また、子供が途中で体調を崩したり、怪我をしたりする場合がありますので、保険証は必ず持参し、前もって近隣の病院や救急医療施設などを検索しておくこともオススメします。

潮干狩りが楽しい想い出になりますように。


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