母の日のカーネーションの色の花言葉と由来を踏まえたメッセージ
2017/01/01
母の日にはカーネーションを贈ります。
でも、カーネーションにはいろいろな色があり、それぞれに「花言葉」があります。
この「花言葉」を間違えると、感謝が仇にも。。。。
実母はまだしも、特に義母に贈るときには要注意です。
ここでは、カーネーションの色ごとの花言葉と、母の日にカーネーションを贈るようになった由来を紹介します。
これを踏まえて素敵なメッセージを添えましょう!
母の日のカーネーションの色と花言葉
母の日といえば、真っ先に思い浮かぶもは真っ赤なカーネーションですね。
でも、ピンクもあるし、黄色や白も。
また最近では、紫色や青色のカーネーションもあり、どれも綺麗で迷います。
でも、花には色ごとに違った「花言葉」があって、同じカーネーションでも意味合いが変わるということを知っておきましょう。
綺麗なお花には違いなくても、せっかく贈って相手に喜んでいただくには、カーネーションの色ごとの意味を知って、適切なものを贈りましょう。
★カーネーションの本来の意味・花言葉
カーネーションの花には「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」などの意味があり、主に「女性の愛情表現」に使われます。
その意味でも「女性=母親」というイメージにぴったりの花ですね。
★カーネーションの色による意味・花言葉
・赤色のカーネーションの花言葉
赤いカーネーションは、「母の愛」「信じる愛」「熱烈な愛」「愛」がテーマです。
母の日にお母さんに贈るのに、一番ピッタリなのは、やはり「赤」です。
赤いカーネーションは定番ですので、まず間違いはありません。
・ピンク色のカーネーションの花言葉
ピンクのカーネーションはとても可愛らしく、年代を問わずに大人気です。
このピンクのカーネーションの意味は、「感謝の気持ち」「上品な気質」「心温まる」「仕草が美しい」で、色合いにも似合って優しいイメージになります。
ピンクのカーネーションも、母の日に最適です。
・紫色のカーネーションの花言葉
紫色は高貴な色で、「誇り感じる愛」「気品あふれる愛」となります。
上品なお母様に最適な色ですね。
紫色のカーネーションはとても珍しく、その意味でもお母さんが喜んでくださることでしょう。
・青色のカーネーションの花言葉
もともと青いカーネーションはありませんでしたが、サントリーが「ムーンダスト」という名で世に広めました。
意味は「永遠の幸福」で、稀少性もあってとても喜ばれます。
・黄色のカーネーションの花言葉
黄色いカーネーションもとても可憐でステキです。
でも、母の日に贈るのは要注意!
この花言葉は「失望」「軽蔑」「拒否」「拒絶」「友情」と言ったものです。
カーネーションに限らず、黄色い花の花言葉はほぼこのような傾向がありますので、覚えておきましょう。
・白色のカーネーションの花言葉
白色のカーネーションの花言葉は、「尊敬」「純潔の愛」という清らかなものですが、「愛の拒絶」というのもあります。
またカーネーションについて「白色」は、母親が亡くなっていることを示すもので、墓前などにたむけます。
間違っても、感謝のつもりで贈ってはいけません。
・赤色やピンクが意味合い的にも定番
・紫色や青色は、稀少性もあって喜ばれる
・黄色や白色はNG
となります。
また、赤の中でも濃赤色の花言葉は「哀しみの心」となります。
濃赤色のカーネーションはあまりないので大丈夫ですが、赤いカーネーションの中でも、あまり濃くないものを選びましょう。
母の日のカーネーションの由来
このように、母の日の花としてピッタリのカーネーションですが、母の日にカーネーションを贈るのはいつどのように始まったのでしょう?
ここではその由来をお話しします。
彼女のお母さんはアンナ・ジャービスという名前で、1905年5月9日に亡くなりました。
その3年後の1908年5月10日、アンナ・ジャービスはフィラデルフィアの教会でお母さんを偲んで、お母さんが大好きだった白いカーネーションを祭壇に飾って追悼しました。
そして、その白いカーネーションを出席者にも配りました。
これが、始まりだったのです。
つまり、母の日のカーネーションは「白」から始まったのですね。
最初はカーネーションは自分の胸に飾るもので、
母親が健在な場合には赤いカーネーションを、母親が亡くなっている場合は白いカーネーションを飾り、
それがいつしか母親本人に感謝の印としてカーネーションを贈るようになったのです。
カーネーションは、前述の色の項でも見たように「母性愛の象徴」です。
元々カーネーションは、キリストが十字架に架けられたときに、聖母マリアが涙を落とし、そこに咲いた花だと言うことです。
白いカーネーションは十字架にかけられる前のキリストとマリアを表しており、
赤いカーネーションはキリストの体から飛び散った血の色とも言われています。
日本にこの母の日の習慣が伝わった当初は、赤と白のカーネーションを区別して贈っていました。
小学校などでは赤と白の造花のカーネーションが用意され、子供たちが胸につけましたが、
そのとき、母親のいない子供には白いカーネーションが渡され、配慮の声が高まりました。
それで、今は、みな赤いカーネーションをつけます。
母の日のカーネーションにはこんな由来があるのです。
母の日のカーネーションにつけるメッセージ
だからあなたがご自分の実母様や義母様にカーネーションを贈るなら、白色は避けて、赤やピンクのカーネーションを贈りましょう。
そのときには、是非前述の花言葉を引用して、感謝の気持ちをステキなメッセージにしてください。
お母さん、いつも私を愛してくれて信じてくれて、本当にありがとう♪
私もお母さんのことを心から愛して信じているよ。
迷わずこれを選びました。
お母さん、いつも本当にありがとうございます。
ね?
ただ「お母さん、ありがとう」というより、花言葉を添えると、あなたの気持ちがよりダイレクトに伝わりますね。
母の日にはステキなメッセージと共にカーネーションを贈り、いつまでも仲良く幸せな関係を築いていってくださいね。
まとめ
母の日のカーネーションは可愛らしく華やかで、贈り物としてもとても喜ばれます。
今年の母の日は、お母さんの好きな色で、素敵な花言葉や由来のあるカーネーションを選んで、メッセージを添えてお贈りください。
★ 母の日のプレゼントは花以外!人気ランキングとおすすめは?
★ 母の日にビックリ!珍しい変わった花で日持ちするオススメはこれ!
★ 母の日は鉢植えが人気!長持ちして育てやすいオススメはこれ!
★ 母の日プレゼントで遅れてごめんね最適ギフトとスイーツ
★ 童謡お母さんYoutube動画!おかあさんなあにおかあさんっていい匂いの歌詞にありがとうを込めて
○ 花言葉
★ 紫陽花ガクアジサイあじさいの花言葉 青紫ピンク白の色別解説
★ リンドウの花言葉や敬老の日に長生きを願う花ギフトの種類
★ コスモス秋桜の花言葉と意味 ミスチルの歌詞に揺れながら
★ クチナシの花の花言葉と花の時期 香りや実に大きな効能
★ 金木犀の花言葉はとっても素敵!英語で言うと?由来は何?
★ 沈丁花の花言葉の由来と香りの効果!アロマや香水も大人気