潮干狩りあさりパスタはボンゴレビアンコとボンゴレロッソ
2017/01/01
潮干狩りであさりがたくさん採れたとき、いろいろなメニューに使えて嬉しいですね。
でも、ご家族からは不満の声が・・・。
「また、あさりの佃煮と味噌汁?」
「あさりの炊き込みご飯も、もう飽きちゃったよ・・・」
そう、あさりは和風だからどうしても地味なイメージになりますね。
そこでご紹介するのは、ボンゴレビアンコとボンゴレロッソ!
この違い、ご存知でしたか?
アサリを使ったパスタなら、ご主人もお子さんも大喜びです。
潮干狩りのあさりでパスタを作ろう
潮干狩りでアサリを採ってくると、まず思い浮かぶのは和風メニュー!
いや、これだって、とっても美味しいんですけどね。
でも、今回はイタリアン♪
「ボンゴレビアンコ」と「ボンゴレロッソ」に挑戦してみましょう。
どちらもとっても、驚くほど簡単です。(笑)
「ボンゴレビアンコ」と「ボンゴレロッソ」の違い
「ボンゴレビアンコ」と「ボンゴレロッソ」、これはどちらもアサリを使ったパスタ料理なのですが、一体どう違うのでしょう?
「ボンゴレビアンコ」は 白!
はい、ビアンコはイタリア語で「白」を表します。
ボンゴレは日本のイタリア料理店では定番メニューですが、ほとんどはこの「ボンゴレビアンコ」です。
アサリのお出汁がぎゅっと出て、ニンニクとの相性もばっちりですね。
「ボンゴレ」はあさりのことですので、「ボンゴレビアンコ」は 「白いアサリ」となります。
うん、確かに「ボンゴレビアンコ」は白っぽいイメージですね。
「ボンゴレロッソ」は 赤!
ビアンコが「白」に対して、ロッソは「赤」です。
つまり、「ボンゴレロッソ」は 「赤いアサリ」
「赤いあさりのスパゲッティ」?
はい、これはトマトを入れて赤くなっているんですね。
あさりの殻付きパスタはサバティーニがメニュー化?
「ボンゴレビアンコ」と「ボンゴレロッソ」、どちらも、アサリが殻ごと入っているのが特徴です。
イタリアでは昔から家庭料理としてこの殻付きのアサリをよく使っていたそうですが、それをお店のメニューとして初めて出したのは、あの有名店「サバティーニ」だそうですよ。
潮干狩りでたくさん採ってきたアサリ。
「和風は飽きた」といわれたら、今年はちょっと気取ってイタリアン。
家族にウンチクを語りながら、ハイカラに決めてみましょう!
あさりパスタの定番ボンゴレビアンコの作り方
ボンゴレビアンコの材料と下準備
パスタ屋さんでは大人気の「ボンゴレ」。
正しくは「ボンゴレビアンコ」と言います。
作り方はとっても簡単なので、さっそくやってみましょう。
ボンゴレビアンコの材料
・スパゲッティ・・・200g
・白ワイン・・・・・50cc
・オリーブオイル・・大匙2杯
・ニンニク・・・・・1かけ
・赤唐辛子・・・・・1本
・塩コショウ・・・・少々
・パセリ・・・・・・1~2枝
イタリアンなので、白ワインにオリーブオイルと気取ってみましたが、これは普通の料理酒とバターでも美味しくできます。
赤唐辛子(鷹の爪)もお子さんが小さいうちはなくてもよいでしょう。
ボンゴレビアンコの下準備
まず、あさりを用意します。
潮干狩りで採ってきたアサリは砂抜きをします。
または砂抜き後冷凍したものを用意します。
潮干狩り後の砂抜きと冷凍の仕方はこちら>>
★ 潮干狩りのあさりが大量なら砂抜き冷凍で美味しい食べ方
50度洗いの方法はこちら>>
★ あさりの砂抜きが15分 簡単で早い美味しい食べ方
もちろん、スーパーで生アサリや冷凍アサリを買ってきてもいいですよ。
ボンゴレはアサリを貝の殻ごと使いますので、殻の表面もこすり合わせるようにしてきれいにしてください。
パセリはみじん切り、ニンニクはスライス、赤唐辛子(鷹の爪)は種を取り除いておきましょう。
ボンゴレビアンコの作り方
(袋に書いてある標準時間より1分短くアルデンテに)
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、
赤唐辛子とニンニクをで弱火で焦がさないように炒めます。
(3)香りが出てきたら、あさりを入れます。
(4)白ワインと塩コショウを少しして、ガラス蓋をして中火にします。
(5)貝の口がすべて開いたら、スパゲッティのゆで汁を大匙2~3杯入れます。
(6)みじん切りにしたパセリを入れて、全体をよく絡めます。
(7)アルデンテに茹であがったスパゲッティを入れ軽く混ぜ合わせて火を止めます。
ね、とても簡単ですよね。
ボンゴレビアンコの注意ポイント
ポイントは、やはり、あまり火を入れすぎないことです。
火を入れすぎると、あさりの身がしまって固くなってしまいます。
パスタを茹でる時間とうまく調整して、時間をかけずにささっと作りましょう。
フライパンの蓋は、透明ガラスがオススメです。
密封性もよく、中の様子が見えて便利です。
他の料理でもとても重宝しますので、フライパンの大きさに合わせたものを1つ用意しておくといいですね。
あさりパスタでボンゴレロッソにも挑戦してみよう
ボンゴレロッソの材料と下準備
「ボンゴレロッソ」はトマト入りの赤いものです。
こちらの作り方レシピもとっても簡単です。
ボンゴレロッソの材料
・スパゲッティ・・・200g
・白ワイン・・・・・50cc
・オリーブオイル・・大匙2杯
・ニンニク・・・・・1かけ
・赤唐辛子・・・・・1本
・塩コショウ・・・・少々
・パセリ・・・・・・1~2枝
・トマトの缶詰・・1缶
「ボンゴレロッソ」は「ボンゴレビアンコ」にトマトを加えたものです。
簡単に作るには、缶詰になったトマトを利用するといいですね。
「ボンゴレビアンコ」でも書いたように、白ワインにオリーブオイルは普通の料理酒とバターでもいいですし、赤唐辛子(鷹の爪)もお子さんが小さいうちはなくてもよいでしょう。
ボンゴレロッソの下準備
まず、あさりを用意します。
やはりアサリを貝の殻ごと使いますので、殻の表面もこすり合わせるようにしてきれいにしてください。
パセリはみじん切り、ニンニクはスライス、赤唐辛子(鷹の爪)は種を取り除いておきましょう。
そして、缶詰のトマトは7mmくらいのさいの目切りにしておきます。
ボンゴレロッソの作り方
(袋に書いてある標準時間より1分短くアルデンテに)
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、
赤唐辛子とニンニクをで弱火で焦がさないように炒めます。
(3)香りが出てきたら、あさりを入れます。
(4)白ワインと塩コショウを少しして、ガラス蓋をして中火にします。
(5)貝の口がすべて開いたら、いったんアサリを取り出します。
(6)残った汁にトマトのさいの目切りを入れて、ソースを作ります。
(水分が足らない場合は、スパゲッティのゆで汁を足す)
(7)ソースが煮立ったら、アルデンテに茹であがったスパゲッティを入れ、軽く混ぜ合わせて火を止めます。
(8)みじん切りにしたパセリを入れて、全体をよく絡めます。
つまり、トマトを入れる以外、基本的にボンゴレビアンコと同じです。
まとめ
潮干狩りで採ってきたあさりがパスタになって、
それも「ボンゴレビアンコ」や「ボンゴレロッソ」だなんて、素敵ですね。
どちらもとても簡単ですので、和風のアサリメニューに飽きたら、是非作ってみてください。
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