緑のカーテンに向く植物の種類で野菜と花のおすすめはコレ

2017/01/01

真夏のエコ対策としてもインテリアやガーデニングとしても、「緑のカーテン」 が人気です。

でも、緑のカーテンって、どんな種類の植物で作るのでしょう?

ここでは、初心者にも簡単にグリーンカーテンが作れる「野菜と花」を紹介します。

 

緑のカーテンに適する植物の種類

緑のカーテンは、プランターなどに支柱を立ててネットを張り、つる性の植物を大きく広げて、涼し気な自然のカーテンを作るものです。

そのため、緑のカーテンに適する植物は「蔓(つる)」で伸びる植物となります。

えっ?つる性って何って?

一番想像しやすいのは、「朝顔」です。
「朝顔」は小学校の1年生で必ず栽培する植物ですし、日本の代表的な夏の花ですので、イメージできますね。

朝顔は、花がラッパ状に咲いているだけでなく、つるがニョキニョキと伸びて、それが支柱などに巻き付いて育っていったのを覚えていますか?
そのつるがどんどん伸びて、次々に葉っぱと蕾がついて、どんどん開花していきました。

そう、あの、「伸びていく茎」それが「つる」です。

植物はすべてつる性かというとそうではありません。
たとえば、これも多くの人が知っているチューリップ。
これは「つる」ではありませんね。

また、野菜でも、大根やほうれん草。
これもつるではありません。

では、どんな植物がつる性なのか
また緑のカーテンとして人気があって育てやすいのは何か

次の項目で「野菜」と「花」についてご紹介します。

 

緑のカーテンで作る野菜の種類

緑のカーテンでは「野菜」を作るのが一番お得です。

何故って、

・緑のカーテンで涼しく、エコになる
・植物だから「花」が咲く
・野菜だから「食べられる」
 

このメリットは大きいですね。

やはり緑のカーテンとして、まさにうってつけなのが「花も実もある野菜」です。

それでは、野菜の中でもどんなものが緑のカーテンになるのでしょう?

一番人気はやっぱりゴーヤ

緑のカーテンといったらゴーヤを想像する人も多いほど、ゴーヤは定着しています。

ゴーヤはニガウリともいわれ、沖縄料理などでよく出てくる、あのちょっと苦いイボイボの野菜です。
でも、一度食べると結構はまる人も多いし、健康食品としてもいいですね。

ゴーヤは成長が早く、緑のカーテンを作るにも最適です。
摘心というコツがありますので、この摘心方法をよく覚えて、見てよし食べてよしの緑のカーテンを作ってください。

参考 ⇒ ゴーヤを使った緑のカーテンの作り方と育て方は摘心で栽培

ゴーヤ以外の人気の野菜

さて、ゴーヤ人気は不動ですが、ゴーヤ以外にも緑のカーテンに適する野菜はたくさんあります。

その代表的なものは・・・

キュウリ・ヘチマ・トマト・ミニトマト・かぼちゃ・さつまいも・オカワカメ(ツルムラサキ科)・ひょうたん・・・などなど
 

どれも、つるが伸びて葉を茂らせていく「つる性野菜」です。

ゴーヤの植え付けは5月ですので、もしも季節が経ってしまってから緑のカーテンを作りたくなったら、オカワカメなど植え付け期間が長いものを選ぶのもいいですね。

 

緑のカーテンで作る花の種類

野菜もいいけど、「やっぱり園芸としては花を楽しみたい!」
あなたがそうお考えなら、緑のカーテンを「花」で作りましょう。

緑のカーテンはやっぱり「朝顔」

花で緑のカーテンを作るなら、定番はやはり「朝顔」です。
朝顔はやはり成長が早く、蕾もたくさんつけて、毎日たくさんの花がボンボン咲いていきます。

朝顔はその名のとおり「朝」咲きますが、同じ品種の「昼顔」や「夕顔」も楽しいですね。
合わせ植えをすると、1日中花が楽しめます。

つる性の植物はやはり「摘心」が大切です。
アサガオも摘心することでどんどんと大きくなりますので、是非挑戦してください。

参考 ⇒ 緑のカーテン花なら朝顔がおすすめ 育て方と摘心の方法

朝顔以外の緑のカーテン

あさがお以外で緑のカーテンに向く「花」は・・・・

クレマチス・つるバラ・フウセンカズラ・かずら・ほおずき・るこう草・ひまわり・・・などなど
 

緑のグリーンカーテンにさまざまな花が咲くと、本当に鮮やかで楽しくなりますね。

 

まとめ

緑のカーテンは「つる性の植物」ならなんでもできます。

いろいろな種類がありますので、その中からお好きな野菜や花を選んで植えてみてください。

心も目もお腹も満たされる素敵なカーテンになりますね。


-野菜と花
-,