赤ちゃんとのお花見いつからOK?持ち物と時間のアドバイス
2017/01/01
春になると楽しみなのが「お花見」です。
でも、小さい赤ちゃんがいると、赤ちゃんをお花見につれて行っていいのか、何か注意することはあるのか、といろいろ心配も尽きません。
ここでは、月齢の小さい赤ちゃんが初めて遠出してお花見をすることを想定して、
「いつからならいいのか」、「準備しておくと便利な持ち物」、「赤ちゃんに無理のない時間帯や滞在時間」などについてお知らせします。
赤ちゃん連れのお花見でお悩みの方は、参考になさってください。
赤ちゃんのお花見はいつからできる?
赤ちゃん連れであっても、お花見はできると思います。
でも、あまりに月齢が低いとか、外出に慣れていないときなどには、
お母様も心配ですね。
新生児で連れて行く人はいないでしょうし、
1歳近くにもなれば赤ちゃんとは言っても大分安心感も増すでしょう。
問題なのは、4ヵ月~7ヵ月あたりの赤ちゃんではないでしょうか?
でも「いつから」ならよくて「いつまで」はダメとか、
一律の定義はありません。
お花見といっても、いろいろです。
ハイキングや山登り、酒宴メインのお花見はオススメできませんが、
いつものお散歩よりちょっと遠出というのであれば、
これは楽しいイベントになりそうです。
要は、「いつから」ならいいとか悪いとかではなく、
その赤ちゃんの月齢や体調、参加するメンバーのサポート等を考慮して、
無理のないお花見をしてみましょう。
赤ちゃんをお花見につれていくときに念頭に置くのは
「赤ちゃんが桜を楽しむわけではない」
ということです。
でも、よい空気を吸っての外気浴や日光浴はよいことですし、
今までずっと家の中で赤ちゃんと2人きりで引きこもっていたママさんもリフレッシュできます。
行事を共有することで家族の輪が広がりますし、
お父さんもお兄ちゃんもみんなで
赤ちゃんを守りながら一緒の時間を過ごすのは素晴らしいことです。
祖父母や同僚から誘われて断れないという場合にも、
赤ちゃんに無理のない計画で、
逆にみなさんに助けてもらいながら
お花見を楽しみましょう。
とはいえ、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても初めての経験です。
以下に注意して、計画を進めてくださいね。
- メジャーなお花見場所は避け、近場の公園や穴場スポットを選ぶ
- 平坦で起伏が少ない場所を選び、舗装された道路でベビーカーを利用する
- 自家用車なら、授乳や退避もしやすいように、駐車場が近い場所にする
- お酒はなしで、短時間で切り上げる
赤ちゃんとのお花見に役立つ持ち物
赤ちゃんを連れてのお花見には、以下のような持ち物を準備しましょう。
・大きなレジャーシート
小さいレジャーシートだと、混みあって、つい赤ちゃんにぶつかったり、土埃がかかったりします。
なので、大きいレジャーシートや赤ちゃん個別のシートがあると便利です。
・バスタオル
ふかふかの草の上でも、シートの上にバスタオルやマットを引くと安心です。
またバスタオルなら寒さ防止のおくるみにもなるし、飲み物をこぼしたりミルクを吐いたりというときにも役立ちます。
クリップでお母さんの首にかけると、授乳時の目隠しにもなります。
ベビーカーにも敷けますので、タオルは大小、多めに持っていきましょう。
・離乳食やお菓子
お花見でお弁当を食べるなら赤ちゃんの離乳食もお忘れなく。
このときには無理して手作りするより、市販の開ければそのまま食べられるタイプのものが衛生的
でオススメです。
赤ちゃん用のおせんべいなども持たせておくとご機嫌です。
・ミルクや水分
春とは言え気温によっては汗ばむこともあります。
ミルク用の暖かいお湯の他、冷ましたお白湯も持っていきましょう。
・日傘
赤ちゃんが寝ているとき日差しが当たりすぎないように、お顔部分が陰になるように日傘を置いておくと、日焼けや紫外線よけにもなります。
風で飛ばないような工夫をすると、いいですね。
・薄手のケープやブランケット
バスタオルでも代用できますが、日陰が寒かったり、風が吹いたり、赤ちゃんが寝てしまったときなど上からかけてあげるものがあると安心です。
荷物も多くなりますが、駐車場の近さやベビーカーでの移動をメインにして、
赤ちゃんが小さいうちのお花見は、
荷物が多くても大丈夫な程度の場所にするのがポイントです。
赤ちゃんの花見で気になる時間
赤ちゃんとの花見は、時間に余裕を持って出かけましょう。
行きや帰りの道中も混み出すと困りますので、
時間はお昼~15時ぐらいまでを目安に、
できるだけ短時間で、無理なく切り上げてくることがポイントです。
オススメは、
- 自家用車であまり混んでいない近場の公園などに行き、できるだけ出入り口に近い位置に車を停める。
- 次にベビーカーに荷物も積んで、平坦な場所で、まずは、景色や花を愛でながらお散歩をする。
- 舗装された小道に近く、柔らかい草の上に大きなシートとタオルを敷いて赤ちゃんを寝かせる。
- 日差しや土埃に気をつけながら外気浴や日光浴をさせ、水分補給にも気をつける。
- 赤ちゃんが泣き出したりしたら、長居せずに早々に切り上げる。
(ママと赤ちゃんだけ車中に戻るのもよい)
ともあれ、時間的にはあまり長くならないよう気をつけましょう。
グルっとお散歩してお弁当を家族で食べれば、それだけでもとても楽しいお花見になります。
まとめ
赤ちゃんとのお花見は、考え出すといろいろ心配が尽きませんが、
特別に「お花見」と考えるより、
「日光浴をかねたお散歩」くらいに考えるのがちょうどよいです。
来年にはその赤ちゃんも駆け回ることができますので、
月齢の低い時期の赤ちゃんとのお花見は「持ち物」と「時間」に留意して、
無理のない範囲で、赤ちゃんとのお花見を楽しんできてください。
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